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さよなら三江線 シリーズ6 所木駅 [三江線]

三次から5番目の駅は、所木駅なのだが、これを発見するのに苦労した。

なにしろ斜面を走る県道の遙か下の方にあるのだ。

それも駅の看板がなければ、

大きな看板の上がっている「石樵建工」の小屋としか思えないたたずまいである。

周辺は、集落と段々畑が広がっている。

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坂道をすたこら下りた川沿いに駅がある。


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この駅の利用状況は下記のとおりである。

さびしいね。


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途中で椿の咲き誇る木が、蔵の傍に立っていた。


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ここも民家はあるが、人影はない!



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さよなら三江線 シリーズ5 船佐駅 [三江線]

江の川を右手に見ながら進む。

左手は、鉄道と並進、人家は全くない!

何しろ左側は、ほとんどが切り立った崖になっているのだ。

崖を削って鉄道と道路を設置したというのが正しいのかも知れない。


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カーブを曲がると突然、平地が現れた。

そこが船佐駅の広場である。

広場を挟んで川側に待合室がある。

トイレもある!


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中には、椅子あり、ノートが置かれている。

旅行者の記録が残っていた。


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広場の中央には、柱と屋根だけの建物がある。

これって一体何に使われているのだろうか?

市場?

駐車場?
聞いてみたいけど、人影はない。
数件の家があるけど、シーンとしている。


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ホームに向かう。


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ホームは意外と長い!


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しかし、静かな集落である。

人家は4軒ぐらいしか無いのに、駅は広い!!!

耳をすますと、江の川の流れの音しか聞こえてこない!


それでも利用者数を見ると、少し安心するけど、

ここ以外に人家はないけど、どこから利用者は来るのだろう?


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ここの民家の人たちが、毎日利用しているだけなのだろうか?

よそから、ここで下車しても行くと来ないのでは・・・・・・・

一人余計な心配ばかりしてしまった。

次へ行こう!







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さよなら三江線 シリーズ4 長谷駅 [三江線]

三江線3番目の駅は「長谷駅」

江の川沿いに道路と鉄道が並んで走っている。

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鉄橋を渡るとすぐ駅である。

近くには、小さな集落があるだけの場所である。

駅は、道よりやや高い斜面上に設置されている。

この駅は、当初、仮乗降場として設置された経歴があるが

国鉄分割民営化の時期に昇格し、駅となった。

道路から階段を上がると、まず木造の小さな駅舎がある。


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その駅舎から、また、階段を上がったところホームがある。


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先にこの駅の写真撮影に来ていた広島の若者がいて、話をした。

彼が言うには、この駅は三次からだと日帰りできない駅だという。

三次からたった三つ目の駅なのにである。


この駅は、三江線全線で35ほどある駅のなかで、

各停の列車なのに、この駅に停車しない列車があるというのだ。


その結果、この駅から三次行きの列車が止まるのは、午前中の便だけ。

逆に三次からこの駅に停車する便は、午後だけという。

従って、三次からこの駅に来れるのは、午後であり、帰りの便は

明日の朝しかないという。


知らずに三次から列車でここへきたら、次の駅まで歩くか、

この駅舎に泊まるしか手がないというのだ。

駅舎にはトイレもないよ!

知らずに来るとトホホ・・・・・・・である。


なんでやねん!


理由はというと、もともとここは駅にする積もりがなかったが

小学生がいたので、その通学のために必要な分だけ

仮乗降場とし運用していたのだ。

従って、あの駅舎も当時の教育委員会が設置したものだという。


が、おかしいのは、駅に昇格し、小学生もいなくなっても、

当時のダイヤのまま現在に至っているという。

なにか、昔のお役所仕事みたいな話である。


従って、この駅の利用状況は下記の通りである。


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駅自体がトホホ・・・・・・・なのだ!どうなってんの?











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懐かしき場所 [ぶらり生活]

カフェ時代のお友達から、元カフェkazeの桜が満開だよと電話をいただいた。


で、4月13日にやっと出かけてみることが出来た。

かって私達がウエルカムロードと名付けていた入り口の桜並木が

まだ、花をつけて迎えてくれた。


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盛りは過ぎていたが、懐かしさには変わりは無いのだ!

車を止めて、カフェをしてた頃を回想してみる。

今は、人の手に渡ってしまったが、

桜は、元気だよと語りかけてくるのだ。


回りの山々には、山桜が咲き、

僕らも変わってないよと話しかけてくるようだ。


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ただ、裏の川の流れが減ってしまったような気がする。


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川向かいの別荘は少し化粧直しをしていた。


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上野さん宅の庭の木々も元気に花を咲かせている。

主なしとて春をわするな!何て言わなくても

しっかり春を満悦しているようだ。


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別れを惜しみながら、別荘に向かう。

別荘地は、人影もなく静まりかえって

春の日差しの中で、まどろんでいた。


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で、私もコーヒーを入れ、読書にふけった。

してることは同じでも、我が家とは違ってくつろいだ気分になる。

何しろ風の音以外何も聞こえないのだ。


夕方、帰り道のてんくう温泉により、露天風呂につかり

空を眺めていたら、西の空では、夕焼けが始まった。

なんか変わった雲が面白い!


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ほっこり気分で夜の道を走り、日常に帰った!




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さよなら三江線 シリーズ3 粟屋駅 [三江線]

三江線2番目の駅「粟屋駅」は、まるで民家の庭の中にあるような駅で

私は少し落ち着かない。

どこからどこまでが駅の敷地なのは不明で、民家の玄関がすぐ横にある。

民家からすれば、まさに庭先駅なのだ!

数件の民家に取り囲まれるようにして、駅舎がある。

線路の向こうは、田んぼが広がっている。

のどかそのもので、駅だけでなく、民家にも人影がない。

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この駅の利用者数をみて、またまたびっくり!


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ほとんど利用者がいないような状態なのだ。

お庭に列車がやってくるというのに・・・・・・・・


でも、私はほっこりさせて貰いました!


次回は、三番目の駅「長谷駅」

世にも不思議な駅です。







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さよなら三江線 シリーズ2 尾関山駅 [三江線]

それでは、三江線各駅の紹介をします。


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三江線の始発駅である三次駅から最初の駅が”尾関山駅”である。

駅は、江の川の堤下にあり、近くには尾関山公園がある。

まずは駅舎、ホームは駅舎の奥にある。


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ホームから見た駅舎


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ホームから江津方面の眺め


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三次方面の眺め


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駅は三次市の市街地の西の外れに位置している。

この駅の最近の利用者数は、見てびっくり!


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これじゃJRもトホホ・・・だろうなあ。


駅の上の土手道に行くと土手沿いに桜並木が続いていて満開!だった。


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橋を渡ると「落岩」というとんでもない名前の交差点があり、「歴史街道」になる。

橋の上から江の川を眺める。奥に見える橋は、三江線の鉄橋である。


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三江線も江の川を渡り、しばらくは、江の川沿いに左岸を走ることになります。


で、次回は2番目の駅「粟屋」です。よろしく!




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さよなら 三江線 シリーズ1 [三江線]

ひょんな事から、三江線の魅力に取り憑かれた。
きっかけは、潮駅周辺の桜並木の写真を偶然webサイトで見たことである。


駅前の道路に沿って、桜並木が続き、赤ちょうちんが並んでいた。
が、桜満開の道には人影はなく、田舎の明るい、のんびりとした風景だった。


私は、なぜかこの人影のない桜の名所に心を奪われ、
桜の時期に一度は訪ねてみたいと思っていた。


で、今年三月、潮駅の近くにある「潮温泉大和莊」に電話してみた。
平年ならだいたい4月10日頃が満開の時期という。
ところが、鉄道の方は、3月31日で廃線になるということだった。
私は、車で行くつもりなので、廃線は問題ないのだが・・・・


今年は3月というのに妙に暖かく哲学の道の桜があっという間に
開花して花の盛りとなった。
あわてて、大和莊にもう一度問い合わせの電話を入れたら、
女性の方が対応され、桜の開花状況を聞くと
「五分かな、八分かな」という。
「どっちやねん」と言いたいところをぐっとこらえて、
早速出かけることにして、連泊で宿泊予約を入れた。


しかし、よく考えてみれば、まもなく廃線になる三江線の
今後ひたすら朽ちていくだけの駅の姿を写真にとどめてはどうかという
思いがむくむくとわいてきた。


私は鉄道マニアではないので、電車や人のいない、素肌の駅をと思った。
これが今回の旅のいきさつである。


詳しくは、朝日新聞の記事に譲るとしても、この線は
広島県三次市と島根県江津市結び、江の川にそって山間部を走る単線の
路線である。


開通当時から、山間部のため利用者は少なかったという。
1987年(昭和62年)に一日平均乗車数が458人だったのが
2016年(平成28年)には、83人となったらしい。
いわば大赤字の路線なのだ。


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                       (朝日新聞 朝刊 2018年4月1日付)



さすがに最後の日は、いつも1両だったのを3両に増やしたが
鉄道ファンが押しかけて、ぎゅうぎゅう詰めだったとか。
ご苦労様です。


そこで次回から三江線三次駅から最初の「尾関山駅」から「粉淵駅」の各駅のシリーズを

始めます。

案内役は、私の分身(笑)がいたします。


花を愛でる分身!


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ではでは!


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まさに花の寺?! [京都の風物]

我が家の来客さんを連れて、将軍塚のある青蓮院の青龍院に出かけた。

ここの展望舞台に「ガラスの茶室 光庵」があったので、

それを見せようと思って出かけたのである。


青蓮院は、東山の麓にあるのだが、その山頂に青龍院が作られている。


青蓮院の説明によると

青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、
天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られ、
現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられています。


青蓮院門跡は、古くより皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院とされております。
日本天台宗の祖最澄(伝教大師)が比叡山延暦寺を開くにあたって、
山頂に僧侶の住坊を幾つも作りましたが、
その一つの「青蓮坊」が青蓮院の起源であると云われています。


伝教大師から円仁(えんにん、慈覚大師)、安恵(あんね)、相応等、
延暦寺の法燈を継いだ著名な僧侶の住居となり、東塔の主流をなす坊でした。


平安時代末期に、青蓮坊の第十二代行玄大僧正(藤原師実の子)に
鳥羽法皇が御帰依になって第七王子をその弟子とされ、
院の御所に準じて京都に殿舎を造営して、
青蓮院と改称せしめられたのが門跡寺院としての青蓮院の始まりであり、
行玄が第一世の門主であります。


その後明治に至るまで、門主は殆ど皇族であるか、
五摂家の子弟に限られていました。


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期待していた「ガラスの茶室 光庵」は舞台になかった!!!!

すっかり常設とばかり思っていたか、私の勘違いでした。


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2015年10月に撮影した写真は、下記の通りです。


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少しがっかりしたけど、気を取り直して境内を散策

桜の園だった!


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将軍塚

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風が吹くと花吹雪となった。


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ここから庭園


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まさに花の寺の感がある。

桜が目にまぶしくさえ感じられた。

おかげで、記を取り直した。

来客も喜んでくれた!!!




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嵐山・渡月橋 [京都の風物]

大覚寺から足を伸ばして、嵐山へ出かけた。


まずは、京都嵐山オルゴール博物館のカフェで

遅い昼食をして、渡月橋へ。


この博物館では、その貴重なギド・リュージュのオルゴールコレクションを継承し、
コレクション数約2,000点の中からヨーロッパの貴重な歴史的文化遺産とも云うべき
作品も含めた約150点を厳選し、常時、展示・演奏して います。


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渡月橋は、桂川左岸(北側)と、中州である中ノ島公園の間に架かる橋で、
橋長155m、幅11m、車道は2車線で、両側に一段高くした歩道がある。

観光名所である。


承和年間(834年 - 848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされ、
現在の位置には後年に角倉了以が架けたとされる。


亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて
「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。


観光パンフレットなどにはこの橋が写り込んだ写真が多用されるほか、
映画やテレビドラマの撮影で多用されていることもあり、
観光地としての嵐山を象徴する建造物ともなっている。


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また、この桂川の上流は、保津峡があり、保津川下りの終着地でもある。

近くの多くの寺社があり、瀬戸内寂聴さんの寺、曼陀羅山 寂庵(まんだらさん じゃくあん)もある。


近くの小倉山は。歌でも有名!


小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
     今ひとたびの みゆき待たなむ

                       貞信公 『拾遺集』雑集


嵐山のメイン通りは、外国からの観光客も沢山来ていて、賑やかだった。





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大覚寺拝観 [京都の風物]

暑いくらいの陽気に誘われて、久し振りに

嵯峨野・大覚寺へ出かけた。


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途中の広沢の池の周りは、桜が満開であるが、

池の水は、まだ張られていなかった。

観音島に立ち寄り、風致地区である嵯峨野の田園風景の中を走り

竹林を抜けて、大覚寺へと向かう。


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大覚寺は

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
 正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。


 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、

これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。


嵯峨院が大覚寺となったのは、

皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)である。
 弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として

奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。

ちょうど今年がその60年目に当たり、10月1日から11月30日までの間、開封され

一般公開される。


 明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院である。

いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。

時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名である。


まずは庭の方から入った。

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望雲亭の傍に広がる池は、大沢池

中国の洞庭湖を模して作った人造湖である。

中秋の名月の頃には、船を浮かべて観月の催し物が今も行われている。


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ロケによく使われる場所


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紅い塔は、心経宝塔(しんぎょうほうとう)


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ここもよく時代劇に出てくる池の中の道


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庭を一回りして伽藍の拝観へ向かう。


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勅使門


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こんな部屋で生活してみたいものである。


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絵馬ではなくて・・・・・・


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五大堂(本堂)露台からの眺め


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ここも多くの観光客が来ていたよ。


由緒ある寺院にくると、心が癒やされる思いがする。

私は日本人だという自覚が芽生えるから不思議である。

のどかな春のひとときを楽しめました。






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