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裏金自民党政治には、もう怒り心頭です。 [譲れない想い]

確定申告を提出するために、税務署に出かけた。

昨年と比べて、寒い日だった。


確定申告で思うのは、今国会を賑わしている自民党議員の裏金問題です。

多額の金を闇に動かしていながら、誰も責任がないような、あり得ないことが

平然と語られているのには、恐ろしさを感じます。

政治資金規正法では、5年以下の禁固か100万円以下の罰金となっていて

明らかに犯罪ですよね。

政治資金でないとすれば、これは脱税です。

でも、警察も国税局も何もしないという、こちらもあり得ない事になっています。

すなわち、したい放題!


さらに懇親会では、過激ダンスショ-で、口移しチップ

本当に自民党は、倫理的にも法的にも壊れているように思えます。


壊れているといえば、申告の途中に毎年きれいな花を咲かせる桜の木がある。

それが今年は、伐採されてない!

建物が売却されるためなのか、理由は不明

寂しい思いがします。

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我が家では、遅まきながらクリスマスローズが咲きました!

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木瓜のつぼみが膨らみ、もうすぐ開花です。

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散歩道で、冬枯れの枝の隙間に南天が印象的

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沿道の民家でも、紅梅が咲いています。

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こちらは、紅白と黄色の調和がきれい。

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椿と松の組み合わせがなぜかいい感じがします。

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疎水の土手には、つくしが、元気に立ち上がっていました。

まさに春の到来を感じます。

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沿道の緑も目にまぶしい

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いよいよ春の到来ですね。

まだまだ寒いけど、春は必ずやってくる。

風景を眺めているだけでは、平和でのごかな感じですが、

政治は、危険な方向へひた走りしているようで、こちらは暗い気持ちになります。

共に春ののどかな気持ちになれるといいのになあとつくづく感じます。


最後までお読みいただきありがとうございます。





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「遅刻しないためにはどうするか」に思う。 [世情]

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日差しに春を感じながらの散歩は、本当に心地よいものです。

風は、まだ冷たいけど、それが一層小春日和を引き立たせてくれるこの頃です。

赤い椿も元気に咲いています。

まさに散歩日和です。


ところで、先日SNSで見つけた小学生の遅刻についての記述に下記のようなのがあった。

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                  (ネットより借用)

思わず笑ってしまった!

おばあちゃん思いの優しい小学生ですね。


が、

ふと気になってしまいました。


遅刻の原因が、「寝過ごした」ので遅刻しないためには、「寝過ごさない」。

「道草をした」ので「道草をしない」だったら、努力しなさいですむと思うのですが、

上記写真の遅刻しない対策は、ちょっと異質なものが含まれていいるので心配です。

それで、これを見た先生は、どんな指導をしたのだろうか?と疑問が浮かんだ。

この写真をアップしたのは、先生だと思いますが、私が最初感じたように

面白くてアップしただけだとしたら、不安が残ります。

実際は、どうだったかは、うかがい知ることは出来ませんが

やはり、このような記事をアップする場合、

重要な内容を持っているだけに、事後の指導も含めて添付してもらいたいと思います。


うだうだ考えているばかりでは、どうしようもないので、散歩に出かけます。

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空には月と飛行機がお散歩です。

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白梅が満開のお家がありました。

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水辺では、サギが、遊んでいます。

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道沿いの家のお庭には、

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椿が満開です。冬景色に色を添えてくれています。

心の和む風景です。

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花屋さんには、さすがに花盛り!

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散歩の後は、ご近所さんからお茶会のお誘いがありお隣さんと一緒に出かけました。

玄関を入ると、おひな様がお迎えしてくれました。

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よく見かけるひな人形からすると、随分大きなおひな様です。

このお家は、文化庁の「登録有形文化財」の指定を受けているだけに

しっかりした木造の白壁作りです。

南側の庭に面した部屋で紅茶に手作りのケーキ、抹茶に茶菓子たっぷりいただき

楽しい一時を過ごすことが出来ました。

ご近所どうしのお茶会がまた、情報交換の場でもあり、話が弾みます。

今日も私たちにとって、楽しい一日でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。











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今年で開園100周年、貴重な存在に! [京都の風物]

京都府立植物園は、今年1月で100周年を迎えました。


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●その園の概要-Wikipediaより-


   ”京都府立植物園は、日本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に

  開園した。

  1946年(昭和21年)から12年間は連合国軍に接収され閉園を余儀なくされたが、

  1961年(昭和36年)4月に再開した。


   園内には観覧温室のほか、正門花壇、はす池、ばら園など20ほどのエリアがあり、

  面積240,000m2 (24ヘクタール)の広大な敷地にテーマ別に約12000種類、

  約12万本の植物が植えられている。

  日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。

  北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。


   一般の入園料は200円、高校生は150円、年間パスポートも販売している。

  温室への観覧料は別に一般200円、高校生150円となっている。

  小中学生や70歳以上の高齢者などの入園は無料であり、年70万人を超える入園者数は

  日本の公設植物園で最も多い。

  アピールポイントとしては、植物12000種類、12万本の植物栽培と展示、

  品種の保有・展示は国内でもトップレベルなどとなっている。”



 個人的には、この園の最大の特徴は、70歳以上の人は、すべて入園料は無料という点です。

他の府県などの園では、県内在住者など限定しているところが多いが、京都府立植物園では

府外の人も海外の人も、70歳以上の人は、みんな無料で入園できるのです。

もちろん、障害者はも無料です。

入園者も昨年は80万人を越えたそうです。


そんなこともあり、私も訪れました。


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南天の写真がうまく撮れました。

なんかいい雰囲気と自画自賛してます。

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実は、梅の花を見に訪れたのです。

が、これはロウバイです。

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こちらが紅梅


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梅園のそばのメタセコイアの冬枯れの風景がすごく印象的でした。


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寒かったけど、天気はよくて楽しく過ごせました。

このあと、園内の藤棚のしたで、親しい友人と6人で午後一杯楽しく歓談しました。

なんか充実感のあるよい一日となりました。

これから、暖かくなったら、ちょくちょく訪問したいと思っています。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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大震災の中で [心の風景]

能登半島の大震災が発生して、はや1ヶ月半すぎたけど
未だに断水など復旧が遅々としているように思えてなりません。
この寒さの中で耐えている避難者の方々を思うと人ごとではありません。
私は「新潟県中越地震」での「山古志村」の人々の対応を思い出します。
2004年10月23日17時56分、地震発生
以下はウエザーニュースからの引用ですが簡単によくまとめられているので借用です。
  『震源に近い山古志村は震度6強を記録し、さらに断続的な余震に襲われました。
  人口約2100人の村は死者5人、負傷者25人、全壊622棟の被害を受け、
  村内では地滑り329か所が発生して道路は寸断され、村は孤立しました。
  震災から2日後の10月25日、山古志村は避難勧告を避難指示に切り替え、
  全村民はヘリコプターで長岡市内の8か所の避難所に運ばれました。
  当初はヘリから降りた順に避難所に入りましたが、10日後に村内にある14の集落ごとに
  組み直し、日頃の人間関係のつながりをくずさず、集落単位にしたことで
  村民に安心感が出てきました。
  当時の長島忠美村長が「帰ろう山古志へ」というキャッチフレーズを打ち出しました。
  避難所から移った仮設住宅でも集落単位で入居し、そこに村役場や農協の店舗、
  郵便局も移ってきて村民たちの帰村への思いが募ったといいます。
   震災から半年後の2005年4月、山古志村は長岡市に編入合併されました。
  旧村民の「帰ろう山古志へ」という願いは変わりませんでした。
  長岡市郊外の仮設住宅で暮らす主婦たちは、近隣の農地を借りて
  「畑の学校」という営農グループを立ち上げ、地場野菜を生産して販売したり、
  郷土料理をつくりました。「いきがい健康農園」という市民農園をつくり、
  営農も始めた人たちもいました。
  仮設住宅でも村で暮らしていたときのように生活することで、
  帰村に向けて営農意欲を維持することができたのです
  震災から3年2か月後の2007年12月、旧山古志村で「帰村式」が行われました。
  地震発生時の7割にとどまりますが、全集落の約1400人が帰村しました。』
地域社会の連帯の姿を教えられました。
「帰ろう 山古志へ」のスローガンには、目頭が熱くなる思いがしました。
当時の村長さんの指導力にも感動しました。
能登半島のみなさんも力を合わせ、故郷の復興をみごと成し遂げてほしい。
さて、私の日常ですが、ささやかなことが楽しみになりました。
庭の紅梅が咲きました。
ほとんど日の当たらない場所なのにしっかり花を咲かせて元気です。
そばでは千両がの実も。
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午後のテーブルのスタンドが日の光を受けて、まるで点灯してるような穏やかな感じ!

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散歩に出ると出会うのは、沢山の実を未だに付けたマユミ

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疎水の土手には、ひっそりとリュウノヒゲ

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華やかなのはひとり山茶花

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日本画のような写真が撮れた。

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店頭では、雀が餌を待ちかねて寄り集まっている。

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散歩道では、小さな男の子がペタルのない自転車に乗り、大はしゃぎ!

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まるでブラウニングの詩ではないけど「世は事もなし」という思いがします。
これが一番の幸せなのかもしれません。
世の中、戦争や災害で塗炭の苦しみの中にいるときに
方や、のどかな日常生活を楽しんでいるということに、申し訳ない気分です。
世界中のみんなが、のどかで平和な生活が出来ることを願ってやみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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繰り返し消えずによみがえる「ぬくもり」 [心の風景]

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哲学の道を毎日のように散歩していると

いろな人とお近づきになり、交流が始まる。

それは、ある意味、いろんな人生との出会いでもあります。

なかには、地域の隅々まで知り尽くしているような方にも出会います。

そこで、いろんな人の人生が聞ける。


さらに、出会いは人だけでなく、犬たちとの出会いも楽しい。

突然すれ違った小型犬に吠えられてびっくりしたり

大型犬がしっぽを振って愛想よくすり寄って来られたり

老齢でもう歩けなくなり、乳母車でお散歩という姿もある。


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なかでも、私のお気に入りは、16歳の柴犬

歩き方からして、ヨボヨボな感じ。

それぞれの前足と後ろ足を同時に出して歩くのだ。

普通は4本足をばらばらに動かして、軽やかに歩くのですが・・・

だから、遠くからでもその柴犬はすぐわかるのです。

散歩が大嫌いな犬で、抵抗して歩こうとしないこともあります。


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エアコンの下が大好きなのだが

能登地震があって以来は、テーブルの下で寝るようになったという。

賢い柴犬です。


私も以前、甲斐犬を飼った事があります。

ある雨上がりの朝、玄関の前に、震えながらヨロヨロと、どこからともなくやってきた。


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飢えているようだったので、食物を与えたら、それっきり住み着いた。

ポロと名付けたその犬は、一時も離れたくないとばかり、私から離れようとしなかった。

広い庭を走り回り、芝生の上で、よくたわむれたものだった。

でも出会って27日目に交通事故に遭い、悲しい事になってしまった。

で、庭の隅の銀杏の木のそばに埋めて墓標を作った。


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本当に印象深く、愛おしい犬でした。

私も大泣きしました。


ポロと戯れ、抱きしめた時のポロのぬくもりが手に残った。

それが今でも犬に触れると手によみがえり、ポロを思い出す。

この手の「ぬくもり」は、私にとってポロの形見です。

ポロと生きた証です。

以来、生き物は飼っていません。


死別の悲しさでポロの姿が脳裏に焼き付きました。

愛犬を飼っている人は、みんな同じような気持ちや経験があるのではないでしょうか。

生きるということは、素晴らしい事ですが、すごく悲しい事もあります。

それが私たちの心を豊かにしてくれるのではと思います。




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太陽はひとりぼっち! [心の風景]

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心がほっこりしているようなとき、

自分でも思いもよらない要求に動かされて

実行してしまうようなことがあります。

心が解放されると、なにかそれまでと違う世界が脳裏を占める事があります。


私はそのような状況の中で、あるとき突然、ある映画がすごく見たくなりました。

自分でもびっくりです。

その映画が「太陽はひとりぼっち」でした。

映画館では、見ることが出来ないのでDVDを買いました。


原題は、失墜という意味ですが

日本では「太陽はひとりぽっち」という粋なタイトルに変更されています。

この時期「太陽がいっぱい」だとか「太陽のかけら」だとか

とにかく「太陽」が日本ではもてはやされていましたね。

しかし、映画は、まだ白黒映画の時代です。


余談ですが

青春時代、授業をサボってイタリア映画「刑事」を見るために映画館に行きました。

主題歌の「死ぬほど愛して」も不朽の音楽だと思います。

クラウディア・カルディナーレが、逮捕されて車で連れて行かれる恋人の後を

彼の名を叫びながら、走って追いかけるラストシーンがすごく印象的でした


少し遅れて「太陽はひとりぽっち」が日本で上演されたのは、私の青春時代

でも、私は予告編とテーマ音楽しか知らずにきました。

アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティが、工事中の建物の角で語り合う風景が

脳裏に焼き付いていました。


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当時、モニカ・ヴィッティのなんともアンニュイな雰囲気に魅了されていました。


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また、主題歌と音楽が大好きで、最高傑作だと自分では思っています。

ミーナの歌声が心に響きます。


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(クリックすると曲が聴けます)      


しかし、時の流れは何人でも止められません。

主演のアラン・ドロンは、88歳でほぼ臨終の状態

モニカ・ヴィッティは、悲しいかな2022年2月2日、90歳で他界しています。

一つの大きな時代が回ってしまった感がします。

私もこの流れにひかれて行きそうです。

浄土真宗の御文章 「白骨の章」ではないが

「されば、朝に紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」です。


最後まで、おつきあいいただき、ありがとうございます。




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故郷は今・・・・・ [故郷]

正月も私は、難病で医者通い、故郷には帰れませんでした。

従って、コロナ以来ずーっとご無沙汰しています。

今日、実家で法事があり、息子が参加しました。


で、実家でもコロナ以来初めての法事で、小学校以来の同級生も参加していたという。

息子に彼が私を「無理矢理でも連れてこいや、同窓会したいんだ。」とせがんだという。

「そんな横着なこというのは誰だ。」と私が言うと

「名前は聞いていないので誰かはわからない」と息子。

でも考えてみれば、私の同級生で今もそんな口聞いているのは一人しかいない。


学校時代の彼は、細身の色白の優しい友達だった。

でも、家庭の度重なる不幸に合い、辛苦の苦労を強いられ、

一時は極道の道にも入り、がらりと人が変わってしまったようだ。

それでも、わたしにたいしては、変わらぬ優しさでつきあってくれている。

私にとっては、本当によい同級生なのだ。


私に暮らした隣町は、滝廉太郎の「荒城の月」で有名な町だ。

今でもJRの竹田駅では、列車が発着するたびに、ホームに荒城の月の曲が流れる。

滝廉太郎がここで暮らした折、よく訪れたという岡城跡が曲の着想になったといわれている。


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しかし、荒城の月の詩は、土井晩翠が、青葉城をモチーフに作詞したといわれています。


その岡城跡のすぐ麓に私の通った高校があります。

私も岡城跡に高校時代親しんだ一人です。

何気なく口ずさむこの歌は、本当はすごい歌なのです。

哀調をおびたメロディと歌詞が特徴で

七五調の歌詞(今様形式)と西洋音楽のメロディが融合した楽曲です。

特に、日本で作曲された初めての西洋音楽の歌曲とされ、日本の歴史上重要な曲です。

さらに、ベルギーでは、この「荒城の月」が賛美歌に選ばれたという国際的な曲です。


私は、この曲の3番の歌詞が一番好きです。


  「今 荒城の 夜半の月

   かわらぬ光 誰がためぞ

   垣に残るは ただかづら 

   松にうたうは ただ嵐」


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(紅葉の岡城跡)
今、故郷では私の通った小学校も中学校も跡形もなく消えてしまいました。
子供時代の懐かしい思い出は、心の中と同級生だけです。
京都の友達は、京都で生まれ、そのまま今も生家で暮らしています。
近くに沢山の竹馬の友がいて、今も交流が続いている姿を見ると
うらやましくさえ感じます。
そんなときには、余計に故郷が恋しく思われるのです。
歳のせいでもあるかもしれないが、昨今、望郷も思いが膨らんできます。
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(大手門付近から眼下の大野川を望む)
岡城跡は、私の青春の眠るところです。
最後まで、読んでくださり、ありがとうございます!




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限界集落で除夜の鐘が人の輪を広げ強めた! [世情]

元旦の朝、新聞の読者欄で心温まる記事を見つけた。


『8人の集落で除夜の鐘つき』

筆者は、富山県南砺市の黒梅明さん75歳

曰く

「山の中、限界集落の古民家で一人住まいをしています。

かって40軒くらいあった集落も今は4軒です。

自然豊かで、棚田に谷水をひき無農薬無施肥の自然米が作られています。

村には、廃寺になった歴史ある寺があります。

残っている鐘楼は立派なものです。

私が撞木を新しく付け替え、一昨年の大みそかに除夜の鐘をつきました。

川下の集落の方にも呼びかけ、みんなの健康と地域の発展を願い、交代で

百八つきました。

8人の集落に30人もの人が集まり、かたわらの小屋で暖を取り、

するめを焼き、年越そばを食べ、お神酒もいただきワイワイ楽しくやりました。

気持ちのいい新年でした。みんな喜び、ずっと村の行事として取り組むことになりました。・・・」


読んでる私も気持ちのいい新年になりました。

除夜の鐘がうるさいと近所から苦情がでて、取りやめる寺も出ているという悲しい現実が

あるなかで、自分たちの手で除夜の鐘を契機に人の輪も広がってるこの村に拍手を送りたい。


ところがこの記事を読んだ日の夕方、能登半島を中心にした大地震が発生!

限界集落のの人たちは、どうしてるだろうかと心を痛めることになった。

きっと、みんなで助け合って、この災難を乗り越えて行くだろうと思う。


私の散歩道である哲学の道でも午後4時になると法然院の梵鐘が聞こえてくる。

思いにふけり、時間を忘れていたときでも、梵鐘が我に返してくれる。

穏やかな鐘の音は、風情を醸し出してくれます。

私には、うるさいなどとは、全く思いもつかぬ事です。

むしろ、散歩の楽しみでもあります。


その散歩道に今も尚マユミが赤い実を付けて迎えてくれます。

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冬枯れの桜の木の哲学の道の入り口

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春ならば、桜が咲き乱れ、人混みで賑わうのですが・・・・・


柿が愛の名残を伝えてくれます。

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見上げれば、冬枯れの巨木が季節を実感させてくれます。

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フト足下に目が行くと野草の花が妙に生き生きとして鮮やかに感じられます。

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なぜか少し救われたような気分になりました。


南天の赤い葉が日に照らされて、印象的でした。

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でも、この道で今一番は、なんといっても山茶花です。

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赤い山茶花もいいにですが、私は白い山茶花が好きです。

立ち止まって、眺めていると、心が洗われる思いがします。

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山茶花の並木道は、お気に入りの場所です。

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この道を散歩するようになって、山茶花の花が大好きになりました!

散歩が日課になりました。

二人で散歩楽しんでいます。

みなさんは、いかがお過ごしですか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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苦難の年明けに心が痛む! [世情]

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(妻の手作りアップリケ 「お正月」)


明けましておめでとうございます!


新しき 年の始めに かくしこそ

千歳(ちとせ)をかねて 楽しきを積め

                          古今和歌集 




新年のご挨拶も終わらぬうちに、能登半島の地震が伝わってきた。

テレビは、一斉に地震速報で賑やかになり、津波警報も出されて、

アナウンサーは、「逃げてください!」と叫んでいた。

原発は大丈夫かと心配になる。

今年二日目の夜明けと共に、被害の状況は明らかになると思うが

当地の人々は、大変な新年を迎えたことになりますね。

めげずに切り抜けてくださることを願っています。


さて、私たちはといえば

長生きよりも残りの人生を心と体で歩き続け、
楽しく大らかに生きることだと悟りました。
だんだん出来ることが少なくなる晩年に
生きる喜びを探して生を謳歌したいものです。
お正月の思い出の写真4枚ピックアップしてみました。
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カフェ&ギャラリーをしていた頃の庭のもみの木。
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藤沢周平記念館を訪ねた旅のホテルから眺めた夕陽
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くじゅう高原 雪の朝日台
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竹富島の海岸
寒さに弱い私は、冬は竹富島で過ごせたらと毎年思いますが・・・・
この写真は、私が肺がんの手術を1月に受け、退院後すぐに1週間、妻と石垣島に旅した時に
訪れた写真です。
ことさらに思い出深いものがあります。
死の淵から生き帰った思いでした。
 今年は、さらに生きてる喜びを実感できる生活が出来たらと願っています。
 みなさんにとって、よい年になりますように!
今年もよろしくお願いします。


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不治の病を抱いて生きるーカミングアウト [心の風景]

本格的な冬の訪れで、寒さがつのりますが、

雪国の方々、特に高齢者の方々の苦労を思うと心が痛みます。


今年も押し迫った12月20日に私は、

「肺動脈性肺高血圧症」(PAH)という心臓の病の宣言を受けました。

この病気は、厚生労働省の「難病」に指定されている病気で

発病の原因が不明で、完治の方法もまだ研究中です。

2020年現在、この病気の患者は全国で4230人だそうです。

三年生存率95.7%、逆に15年で94%の死亡率だそうです。


私はこれまで、肺がんの手術を受け、肺炎で苦労し、

重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)を煩っています。

この病気で2度緊急入院をして、命拾いをしました。

妻には大変苦労をかけています。

現在在宅酸素療法を受けています。

それでも、うつむく作業は出来ません。

床のものを拾うことさえ、難しい状態です。

でも、歩くこと自体が非常に困難を伴いますが、

頑張って散歩を続けています。

散歩には、何時も妻が付き添ってくれるので感謝しています。

この病気もよくなることのない不治の病です。


あれこれ思い悩むんではなく、残された命を大切に

生きてる喜びを感じながら、楽しく暮らしたいと思っています。

出来ることがだんだん少なくなっていく中で

今できることを生かして、明るく生き抜きたい。

しかし、風邪を引くこと自体、命の危機に陥るので

用心を重ねて、この冬を乗り切りたいと思います。


今回は、私たち夫婦が勝手に名付けた「木漏れ日の小径」を散歩しました。

今年は気候が変で、大好きなナンキンハゼの紅葉が見れませんでした。

見るも無惨な姿で立っていました。

昨年は、写真のようにきれいに紅葉をしていました。


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秋の終わりは、ドウダンツツジの紅葉が一際目立ちます。

このツツジの赤い葉の色が、私はすごく気に入っています。


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モミジも黄色の姿も捨てたもんではありません。

緑の中で光っていました。


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木漏れ日を浴びた紅葉がひときは存在感を強調していました。


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民家の入り口と電柱で紅葉している葉の広い植物が印象的です。

植物の名前は、わかりません。


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白壁に影を落としてそびえる紅葉は、見応えがあります。


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小径の片隅に、妻が一人遊び!

うまく出来たと喜んで、私に見せてくれました。


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無邪気な妻が愛おしく思います。


空は青空、赤い実を付けた枝が風に揺れています。


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人通りの少ないこの小径は、歩行者専用の道です。

ですから、自転車も乗って通ることは出来ません。

静かで、のんびりと散歩できます。


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哲学の道とは、近くにありながら、大きく雰囲気の異なる散歩道です。

観光客は、ほとんどここには、きません。

まさに、地元の住民の専用散歩道と言えますね。


近くにこのような散歩道もあることに、感謝しています。

散歩していると、だんだんお知り合いも増えて、親しくお話も出来

気持ちも晴れ渡ります。

何よりも、いろんな人との爽やかな交流が、生きてる喜びを感じさせてくれます。

爽やかな交流は、まさに人生の分かち合いのように思えてなりません。


最後まで、読んでいただきありがとうございます!








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