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さよなら三江線 シリーズ15 石見都賀駅 [三江線]

三次駅から数えて14番目の駅が島根県の石見都賀駅

江の川の東岸に少し開けた平地に民家が集中している。

その平地を見下ろすように高い土手を三江線が走っている。


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駅は、堤下に待合室、トイレ、駐輪場がある。


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ホームに上がるには、堤下の昼なお暗きトンネルを通らなくてはならない。

蛍光灯があるので、夜は点灯するのだろうと思う。

階段を上がったところが、ホームの端になる。


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ホームからの眺めは、開けていてなかなか良い!

線路もほぼまっすぐに両方に延びていて

民家の傍では、桜が満開!

山には山桜

田園風景が広がる、のどかな風景である。


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ここは、これまでの駅の中では利用者の多い方だ。


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一日平均でゼロがない!!!






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さよなら三江線 シリーズ14 宇都井駅 [三江線]


江の川を渡り、再び島根県に入る。


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V字形の谷間に入ると民家が沿道に並んでいた。

庭にハナモモが鮮やかに咲いている静かな里である。


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突然駅が目の前に広がる!

天空の駅だ!

高さは約20mあるという。


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この駅の開業は、1975年(昭和50年)8月31日 だった。

この鉄橋や駅を建設するのに、村が総出で手伝ったという。

この地域の念願でもあったのだ。

あれから約43年、廃線となった。

住民の思いはいかばかり?


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早速階段を上る。

ホームまで116段あると書いてある。

勿論、エレベーターなどない!



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各階ごとに壁に残り段数の表示が張られていた。

その表示と一緒に写真がセットされている。

この駅は、今年1月1日に

当駅のイルミネーションがNHKの番組『ゆく年くる年』で放送された。

その時の写真もセットされていた。

「ゆずりあってゆっくりお進みください」の張り紙があるけど

人影なし!


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上がり詰めると待合室があり、椅子には座布団や敷物が敷かれている。


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ホームに出ると、線路はほぼ一直線に双方共にトンネルに消えてる。


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ホームから集落が見渡せる。

山には、山桜がちらほら!

カラスの鳴き声以外になにも聞こえない。


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鉄道ファンの方には評判の駅である。

が、

利用者数は、ごくわずか!

鉄道ファンの方だけではないかとさえ思える利用者数である。


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なにかもったいない気がしてならない。



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映画 否定と肯定 [映画]

同志社大学の寒梅館で映画「否定と肯定」が上映されていたので出かけた。

主催は、同志社大学学生支援課である。

大学の学生支援課が、このような映画上映などに取り組んでいるのは

珍しいのではないだろうか?

私は、大歓迎である。


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会場の寒梅館の雰囲気も落ち着いた風情があり、お気に入りなのだ。


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映画のチラシには、


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「この映画は、”ポスト・トゥルース”や”フェイクニュース”といった、ねじ曲げられた

理論であっても、それを声高に主張すれば世間に認められるという現在の風潮に

警鐘を鳴らし、普遍的なテーマを投げかけています。

歴史上、争いのないと思われる真実であっても、

時として否定論者は現れることがあります。

ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺=ホロコーストという最大にして

最悪の世界史を題材としたこの作品が「否定と肯定」です。

”アウシュビッツは無かった”と主張するイギリスの歴史家が、名誉毀損で訴えた所は

イギリスの王立裁判所、この裁判所では、訴えられた側が、訴えた側の主張を

覆さなくてはならないという仕組みだそうです。

訴えられたユダヤ人女性歴史学者と彼女をサポートする大弁護団が、いかに

闘って真実を守ったか、手に汗握る法廷劇をじっくりと」という。


この映画を見て、訴えたイギリスの歴史家に怒りを感じるが

日本でも「南京大虐殺」はなかったという人たちもいる。

声高にいえば、あったことがなかったことになるような風潮は

私達許してはならないと痛感した。


同志社大学学生支援課が主催の映画を少しチラシで紹介します。


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高畑監督感謝を込めた上映会では、

出町座が同志社大学学生支援課と主催して「赤毛のアン」も上映予定である。


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赤毛のアンファンの方は、是非どうぞです。


上映が終わって帰りに道、相国寺の境内を歩いていたら

夕日に照らされて、すっくと立つ樹木に目を取られた。


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同志社大学の学舎のうえには、早くも月が静かにたたずんでいた。


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春の夕闇が迫る町も良い雰囲気だった。




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さよなら三江線 シリーズ13 伊賀和志駅 [三江線]

途中で空き家らしいがどっしりとした民家が目に留まった。



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田園の広がる山裾に伊賀和志駅がポツンとある。

道路から枝分かれした急な短い坂道を上り、

さらに階段を上るとホームに着く。


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駅舎はなく、ホームにブロックで出来た待合室があるだけ!


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見晴らしは良いが、近くに数件の民家と公営住宅のようなマンションがある。

帰り際、そのマンションの庭で手入れをしているご婦人が声をかけてくれた。

が、私には何を言っているのかさっぱりわからない。

方言なんだろうか?

聞き返すの失礼かと思って、会釈だけして出発した。


蓮光寺の奥に、看板では歩いて2分のところに

ブッポウソウの観察小屋があるというのだが、あれは夏鳥で

季節的にまだ早いと思い立ち寄らなかった。


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ブッポウソウは、青色の羽を持つきれいな鳥である。

写真を見たい方は「N。F PHOTO WORLD」さんのブログでどうぞ!

ただ、鳴き声のブッポウソウは、コノハズクで、なんとも紛らわしい!
コノハズクは、「日本の鳥百科」でどうぞ

同じコノハズクでも「アフリカオオコノハズク」は、なんとも可愛い!!!


伊賀和志駅の話が飛んでしまったけど、この駅は再び広島県三次市になる。

何しろ江の川は、すごく蛇行している川なのである。

この駅が今まで見てきた駅の中でも、利用数が一番さみしい!!!

線路もまっすぐだけど、利用者数もまっすぐに減っている。


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次は、鉄道ファンに人気の高い宇都井駅です。

この駅は、天空の駅として有名です。




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さよなら三江線 シリーズ12 口羽駅 [三江線]

11番目の駅は、わりと民家の多い地区である。

山に囲まれた盆地のような地形で、平地も広がっている。

歴史のある民家も目立つ。

蔵かと思ったら、看板はなんとスナック!

お店もあり、昔は●●村の中心地というか、宿場町だったのかも知れない。

旅籠あるのだ。


そんな地域のど真ん中に駅はある。

が、この駅は、私の常識からすると、不可解な事がある。

まず、駅舎である。


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入り口付近には、立派な地域案内図も設置されている。


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立派な駅舎で、出入り口は二つあるのだが

ホーム側には、出入り口はないのだ。

だから、どちらの出入り口から入っても、ホームに出るには

一端外に出て、駅舎の横を回り込むようにしてしかホームに行けない。

普通は、入り口が有り、ホームへでる口が反対側にあると思うのだが・・・・・・

なんでやねん!


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ホームに上がってみると、ホーム1面2線構造になっている。


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さて、二つ目の不可解なことは、駅前広場がすごく広いことである。

なんでやねん!


三番目は、なんと公衆トイレの立派さである。

木造の建物であるが、木の香りがして、その新しさを語っている。

最近設置されたものらしいが、リゾートホテルのトイレのように

最新の設備が整っている。

確かに気持ちよく使えるが、さて利用者は・・・・・・

トイレの前には屋根付きの駐輪場?らしきものまである。

なにか不釣り合いな立派なトイレである。

駅舎にもトイレがあったと思うんだけど・・・・・・・



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三江線の駅には珍しく自動販売機まである。

この広場でお祭りでもするのかなあ!


で、この駅の利用状況と言えば

毎年減少の一途である。


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なにか、納得できないまま、次へと向かうことにした。




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さよなら三江線 シリーズ11 江平駅 [三江線]

国号375号線からまた赤橋をわたったところにある駅

駅の周辺には3~4軒の民家がある。

道路からすぐホームに上がれる。



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ホーム沿いの道は、大型通行不可の標識がある。

そこにトラックがやってきた。

通行不可なのにと思っていると

トラックは、躊躇無く入っていった。

が、やがて、ピーポ・ピーポと音を出しバックしてきた。

自分勝手な強引さは、ここでは通用しなかったようだ。


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ご苦労様、Uターンが大変だと思うんですが・・・・・・・

私はさっさと引き上げました!


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さよなら三江線 シリーズ10 作木口駅 [三江線]

三江線は作木口駅から島根県になる。

島根県邑智郡邑南町

江の川を挟んで対岸が広島県三次市作木町なのだ。

作木町から赤い橋を渡ったところに駅がある。


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作木町への入り口と言うことで「作木口」と

名付けられたのであろうか?

なんで「邑南」駅とか

この地域の名「上ケ畑」にしなかったのだろうかと疑問が残る。


この上ケ畑地域は、眺めると民家は5~6軒あるだけ!

さみしい地域だ。



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踏切を渡り山側には広場があり、神社の鳥居が見えた。

末広がりの木造の鳥居には「管津彦神社」と書いてある。

その鳥居を覆うように桜が満開だった。


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振り返れば、対岸の山には山桜!


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再び赤橋をわたり、国道375号を北上

国道の傍の分かれ道に満開のしだれ桜の木が一本!

春満開って雰囲気である。


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作木口駅は、寂しい駅ながら、利用者は見ると

これ、以外に利用者多のだ。

これもなんだか不思議な気がする。


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もしかしたら、この利用者は対岸の作木町の人たちなんだろうか?

それで作木口駅なんだなと、一人勝手に想像した。




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さよなら三江線 シリーズ9 香淀駅 [三江線]

8番目の駅は香淀駅

式敷駅を過ぎると江の川は、西に向かって流れていたのに

大きく北に向かってUターンして香淀駅では東向きに流れている。

江の川は、とにかく、大蛇行の川なのだ!


この駅の駅舎は、式敷駅よりさらに立派な駅である。

駅前は舗装された広場と芝生の広場が有り

芝生の中にはベンチもある!


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バス停も有り、駅舎の横は屋根付きの駐輪場になっている。



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駅舎の中は、木のベンチ、立派なトイレもある。


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ホームは、駅舎を出て,少し高くなった場所にある。

ホームの幅は狭くて単線のホームである。



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振り返ってみると、テンテンとある民家はみんな新しく

大きくて堂々とした構えである。

見比べると立派に見えた駅舎は、貧相にさえ思えてくる。

式敷駅よりも利用者が格段に多のだろうかと調べてみると

逆に少ない!

どういうこと!


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式敷駅もそうなのだが、ホームに屋根付きの建物があるのに

別に駅舎があり、それが駅によって大きく異なるのは

どういうことなのだろうか?




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さよなら三江線 シリーズ8 式敷駅 [三江線]

式敷駅は、しゃれた駅舎がある駅で、駅前は広いアスファルトの広場が有り

車が数台止められるようになっている。

傍には、美容室もある。

初めて近くにお店のある駅だ。


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駅舎の中の壁には開通式などの大きな写真パネルが

横一列に掲示されていた。



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三江線の企画ポスターが貼られていた。

廃線に伴い、記念の企画らしい。



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ホームに上がるには、線路を越え行かなければならない。

これまで見てきた中で、一番長いホームのように思う。

この駅は利用者が多のだろうかと思った。


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駅の向かいの江の川には、真っ赤な鉄製の橋が有り、

すごく印象的である。


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周辺は、そう広くはないが、平地が有り

畑になっていて、トラクターが1台稼働中だった。

人の姿は、そのトラクターの運転手だけ!


利用状況をみると、確かにこれまでの駅からすれば

利用者は多いようだ。


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駅舎の姿が利用者を反映しているようである。

回りの民家も比較的多く思えた。




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さよなら三江線 シリーズ7 信木駅 [三江線]

駅を探すのに苦労した。

このあたりなのだがと車を止めて探す。

周辺は、平地のない斜面に民家が点在している。

どこへ行くにも坂道ばかりである。

遙か下に江の川が流れていた。

その川縁に駅らしきものを発見!

よくよく見ると「信木駅」の看板有り!


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が、駅に行くには、なんとも急な坂道がまっすぐに!

膝が笑いそうな坂だ。

うっかりすると駅まで転げ落ちそうな坂なのだ。

ここの人たちは、毎日坂道を歩いているから

これでも問題じゃないのかも知れないが

私は、ごめんだ。

雪の日なんか、とんでもない事になるんじゃないだろうか?


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川向かいに人家が見えるが、そこに行こうとすれば、一駅分歩かないと橋がない!

近くて遠い民家なのだ。


でも、以外とわずかながら利用者はいる。


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この駅には、トイレがある!



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