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夏の終わりの追憶 [旅]
今日で8月も終わりというのに、猛暑は衰えそうにありません。
子供の頃は、明日から学校が始まると準備に忙しかった。
今では、京都は25日が学校の始まりらしい。
朝の散歩の帰り道、通学する生徒たちにあう。
9月1日から三日間、越中富山の八尾では町を挙げて、おわら風の盆が行われる。
この間は、学校もすべて休校だとか、地域あげての一大行事である。
私はこの行事のファンであるが、最後に出かけてから早、10年を越えた。
一番最初に参加したのは、もう何十年もなる。
初めて訪れたときは、観光客もそれほど多くなくて
町流しの両側に一列にならんで、見れた。
駅では、プラットフォームにお迎えの踊りが
帰りは、みんなでホームから見送ってくれた。
でも、最後の訪れたときは、おすなおすなのひしめく人混み!
町流しも出来ないほどの人
で、舞台などで踊りが行われて、なにかがっかりした。
風の盆は越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、
坂が多い町の道筋で無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露してくれる。
艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、
哀調のある音色を奏でる胡弓の調べが来訪者を魅了してやみません。
深編み笠え踊り手の顔が見えないのが、美男美女に思えて、
観光客には、一層魅力的に思えるのです。
で、毎年でも参加したいけど、事情があって、行け無いのが残念です。
おわら風の盆を偲びながら、哲学の道をのろのろと散歩しています。
秋を先取りした楓が色付き初めていなす。気の早いやつですね。
ノウゼンカズラが、ひとり気炎を上げています。
愛犬と散歩の人たちにもよく出会います。
中には老犬をいたわって、「老犬の車いす」も
路傍に庭藤が、そっと咲いていました。
時折ドラマのロケになる昭和レトロのアパート
紅葉のように見えるが、実は葉が枯れただけの楓
猛暑の日にはこれ!
秋の七草のひとつ、桔梗の花が咲き始めました。
どんなに暑くても、花は季節を忘れません。
この猛暑もまだまだ続くらしいけど、ツクツクホウシが盛んに鳴いています。
でもまだ、カナカナの声は聞こえてきません。
季節が静かに回ろうとしているように感じます。
秋よ来い、早く来い!
最後まで見ていただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
丸山千枚田で-2 [旅]
【前回「丸山千枚田で-2」の続編】
3つの危機の【その2】
農作物などに対する獣害です。
時にひどいのが①鹿 ②イノシシ ③猿です。
農林水産省の報告では。平成30年の被害が
鹿害→54億1千万円
イノシシ→47億3千3百万円
猿→8億2千3百万円
三獣合計=109億6千6百万円で
獣害合計=128億8千1百万円の85%に達します。
政府は自治体と協力して獣害対策として、下図のような対策を出しています。
2011年の鹿・イノシシ418万頭を2023までに半減202万頭にするという計画です。
が、重大な問題が起きています。
鹿については、飛躍的に捕獲数を増やしてきたのも関わらず、減るどころか逆に増えている!!
京都府の報告でも
「捕獲数が30年間で約36倍にも激増しているにもかかわらず、個体数は依然増加傾向である。
シカの増加率は年に20~30%にも達するので、放置したらさらに激害が起こることは間違いがない。
その意味では、個体数調整を主とした管理によって、
辛うじて個体数が激増することは防止できているという状態である。」
という惨憺たる有り様です。
個体数だけでなく、前述の農林水産省の統計で
被害額も対前年比でイノシシが48.6%、猿が79.8%なのに対して
鹿害は逆に増え117.1%となっています。
この獣害を早急に改善しない限り、今後の農業は、壊滅的になります。
当面の方策として柵で農地を囲み、作物を守っていますが、この方策にも限度がある上
農家の負担が膨らみます。
最近京都市でも鴨川に鹿の姿が見られるようになりました。
農家以外の多くの人は、鹿の害の恐ろしさを知らない人が多いので少し述べておきます。
鹿害の一番の問題は、植物の新芽や葉を食い尽くし、桜などの樹木に大きな傷をつけます。
第二は、鹿はヤマヒルの配布者でもあります。
しがたって、鹿が民家の近くに現れるようになるとどういうことになるかです。
毒花以外の花類はすべて食い荒らします。庭の花やプランターの花は全滅です。
コスモスや紫陽花もバシバシたべて、枯らしてしまします。
鹿が闊歩する地域は、「毒草園」になります。毒草しか残らないのです。
さらに花壇などには、ヤマヒルが住み着き、人を襲います。
このヤマヒルは、一度血を吸ったら、1年間何もしなくても生きていけるという生き物です。
鹿の蹄の間にくっついて、あちこちに仲間を広げます。
鹿を見て可愛い何て言ってる場合では無いんです!
【その3】
農業の危機は、国土の危機でもあると思います。
農業で営業利益を考えれば、棚田は一番に敬遠されます。
棚田ほど効率の悪い稲作はありません。
営業利益を考えれば、平地で広い水田でトラクターで稲作ができる方が選ばれます。
従って、棚田は、手厚く保護支援がされなければ、消えていきます。
棚田が消えれば,どうなるでしょうか?
まさに放置された土地となり、その多くは、ススキなどに覆われて荒れていきます。
そこは、イノシシの住処となります。
また、農業の技術、農業と環境との関係などが、危うくなる。
今回、丸山千枚田で出会った人たちの作業は、田んぼに除草剤を散布することでした。
放置しておくと稗がはびこり、稲作がやりにくくなるといういうのです。
風景としての丸山千枚田は、ステキだと思いますが、
私は、そこで採れたお米を食べる気になりません。
食の安全という面での管理は、どこが行うのでしょうか?
今回の旅で思ったことを、率直に書いてみました。
これがただの口や苦言で終わるのではなく、何かの参考に役立てばと願っています。
最後に、農業災害とも言える獣害対策については、自治体も害獣駆除に力を入れていると
思いますが、現実は目標に対して、実績が大きく遅れています。
風水害だけでなく、この農業災害についても、私は自衛隊の出動を強く要望したいと思います。
このままでは「美しい国」が「荒れ果てた国」に
「豊かな農村」が「消えゆく農村」になるのでは、ないでしょうか?
-おわり-
*このページの写真は、丸山千枚田とは、関係ありません。
丸山千枚田で-1 [旅]
2ヶ月ほどブログから遠ざかっていたが、やっと帰ってきました。
理由は、少し思うことがあり、ブログが書けませんでした。
詳しいことは、言えませんが、自分の生き方に関わる思いでした。
が、やっと帰る気になりました。
先日は台風19号で被害に遭われた方が痛ましくて、胸を痛めています。
これも地球温暖化の影響なんでしょうか?
なんか災害列島のように思えてきました。
ボランティア活動を頑張っている方に頭が下がります。
政治も社会もモラル崩壊が進んでいるようなニュースが多いなかで
希望の光に思えてきます。
さて、去る10月9日、台風の前に丸山千枚田に出かけてきました。
黄金の稲穂が見れるうちにと思っていたのですが
現地は、刈り入れがすっかり終わっていました!
案山子だけが残されて、頑張っていた(笑)
休憩所があり、立派なトイレ付き!
ここは、現在は熊野市だけど、その前は
田んぼの中が緑があるのは、稲刈りが早く行われたので、その切り株から新芽が出てきたためである。
今年は9月上旬にすべて収穫したとのこと。
丸山千枚田で稲穂を見ようと思ったら、8月下旬から9月上旬に訪れないと見れないという。
田んぼで除草作業をしていた方とゆっくりお話が出来たのは、収穫でした。
その方のお話を聞いていると、今、この丸山千枚田も危機にあるという!!!!
大きく分けると3つの危機があるように私は、感じました。
【その1】
高齢化、過疎化で農業の担い手が消滅寸前であること。
現在この千枚田で稲作をしている方は、今年は1軒だけになった。それも兼業である。
稲作は1反ほどで、自家用だけである。
それ以上沢山作っても、農協に出しても単価が低すぎて
赤字になるだけで、自分で販路を持たない限り採算がとれないという。
これでは、農家は成り立たないし、
ましては棚田という非常に非効率な農業はなおさらである。
従って、現在、この丸山でも大部分は、支援団体が管理していて
私達と話をしてくださった方も日給で働いているとのこと。
それでも、働いている人は高齢者ばかり。
全国どこでも棚田はにたような状況だという。
従って、まもなく棚田がどんどん消えていく事になるようだ。
悲しい農業の現実である。
【その2】以降は、次回で書きますのでよろしく!
ロウザンベリー多和田で遊ぶ [旅]
ドライブ心に誘われて、友人と4人で
まだ梅雨の明けない7月18日にローザンベリー多和田に出かけた。
ところが、出発まもなく、雨が降り出し、それも段々大雨に・・・・・・
こんな雨では、現地に行ってもと、引き返そうかと思ったが
まあ、行ってみるかと計画通りに現地へ向かった。
うれしい事に、現地に着くと雨は、ほとんど上がり、傘は不用!
とりあえず、レストランでちょっと早めのランチタイム。
ここはバイキング方式で1400円均一、
新鮮な野菜類がたっぷりで、美味しかった。
レストランの野外テーブルからの眺め
こちらはレストランの向かいのカフェ
バラと宿根草の庭
園内にあるローザン鉄道ミルキーウェイに乗って、楽ちんコースで散策
この鉄道の可愛機関車
いっちょ前に煙が・・・・・・・・(きっと蒸気だけだと思うけど・・・・)
時速6km位のスピードで坂道もなんのそので力強い!
急な坂道のカーブもへのかっぱだって!
脱帽!
だけど乗車してるのは、我々だけで、他の方は歩いて坂道を登っている。
手を振ると手を振り替えしてくる。
童心に帰って気分になる。
終着駅は、ひつじの群れが草を食んでいた。
駅を出るとフェアリーガーデン「妖精達の村」である。
で、ちょっとだけお邪魔してみた。
この妖精の村のさらに上に今年3月にオープンした「ひつじのショーン ファームガーデン」がある。
が、坂道はつらいので行かない。
下から「牧場主の家」横目に帰りの列車に飛び乗った!
始発駅に帰り着き、ガーデンショップを覗いていたら雨が降り出した。
で、また、ひどくなりそうだった。
すると園内放送があり、ローザン鉄道は雷雨のため運行中止のアナウンス。
我々は、ぎりぎり恵まれていたんだと思った。
それにしても、ころころ変わる天気である。
でも結果的には、良いドライブが出来た!!!
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島根県立美術館と米子自動車道 [旅]
2018年11月14日には、島根県立美術館に出かけた。
宍道湖の畔にあるホテルから、青い宍道湖と空が見え、爽快な気分になる。
美術館も湖の畔にあり、入り口に「岸辺の娘」の彫刻が迎えてくれる。
ロビーは広くて、まだ人もまばら。
ロビーから湖畔にでるとそこは、美術館の庭である。
稲葉の黒ウサギが走っていた(笑)
湖の向いには、宿泊したホテルもみえる。
なんかすごく印象的だけど、なんとなく可笑しくて笑えそうな彫刻も。
作品タイトルは「会話」だそうです。
小さな島も見え、神社があるみたいだ。
さて、館内は展示室が5室有り、それぞれ見応えのある展示がされていた。
写真が撮れる展示については、ポスターだけ?
室外では、ミニ図書館や彫刻があった。
ヴィクトル・ユゴーのモニュメント(ロダン作)
他にも
そして近々始まる県展予告も前では、こけてる女性像?
なんか見たような彫刻
そういえば足立美術館にもあった!けど・・・・・・・・・
こちらの女性像は「河」だそうです。
共通してるのは、たくましい太もも!!
ランチタイムを館内でとってから、帰路についた。
来る時も天気はいまいちだったけど、帰る頃にまた崩れた。
時折雨、時々晴れだ。
米子自動車道の風景がなんともステキである。
山が燃えるって感じ!
杉山だらけの京都では味わえない風景だ!
本当に思い出深い良い旅になった。
妻も友人も喜んでくれたし、うれしい限りだ。
空海さんに会いに行く [旅]
友人が空海さんに会いたいというので、高野山へ出かけた。
大昔、私も高野山へ行ったことはあるが、奥の院へは行かなかった。
で、これを機に奥の院の空ちゃんに逢えたらと思って行くことにした。
友人はというと、「ブラたもり」を見て、興味を引かれたようだ。
狭い意味の高野山は大門から始まる。
標高は約800メートル。
私にとっては、ちょこっとでも空気が薄いのは、確かにきついのだ。
そこは我慢のしどころである。
まずは、総本山金剛峯寺を訪問
主殿を見学して別殿でお茶をいただきながら、講話を拝聴。
蟠龍庭という日本最大の石庭を眺めることが出来た。
次は壇上伽藍に足を運び東塔、三昧堂、国宝の不動堂等を観賞。
そして朱塗りの根本大塔!
金の燈籠がずらりと並んだ御影堂などを回る。
勿論、三鈷の松のそばで三本ある松の葉を探し当てたよ。
新しく再建された中門!
これで、消失したりした以前の伽藍が完成した事になるらしい。
さて、次なるは、高野山のメイン通りを歩いて
奥の院の入り口「一の橋」から参道に入る。
参道の両側には、歴史上名だたる人たちの供養塔や碑が所狭しと
並び連なり、杉の巨木が林立している。
が、私の息切れも大変なものだった。
途中から引き返したくなったけど、頑張った。
(豊後国 岡藩は私のふるさと)
やっとの思いで御廟橋にたどり着く。
時刻は午後4時半
脱帽のうえ、一礼して橋を渡る。
ここからは、撮影も一切禁止
階段を息を切らして上がり、奥の院弘法大師御廟へ。
やっと空ちゃんにあえた!!!
ホッと一息ついた。
御廟橋まで下りてきたら、早5時を回っていた。
参道の灯籠に灯が灯る。
帰り道は、参道を途中から変えて、英霊殿を通り、中の橋案内所へ
夕闇迫る高野山を後にしました。
おかげで良いミニ旅行が出来ました!
信州の夏-6 美術館回り [旅]
美術館回りもした。
まずは、白樺湖の宿舎の近くにある
「世界の影絵・切り絵・ガラス・オルゴール美術館」という
長くてたいそうな名前の美術館に行ってみた。
初めから予定していた美術館でもないが、ただ近いからちょっとついでと
いう気持ちで覗いてみたのである。
まずは、白樺湖の宿舎の近くにある
「世界の影絵・切り絵・ガラス・オルゴール美術館」という
長くてたいそうな名前の美術館に行ってみた。
初めから予定していた美術館でもないが、ただ近いからちょっとついでと
いう気持ちで覗いてみたのである。
が、入ってみてびっくりした。
巨大ですごい作品が一杯で、感動的だった。
館員に「軽い気持ちで来たけど、びっくりした。恐れ入りました」と
云ったら、したり顔で笑っていた。
(webより借用)
(webより借用)
(以下絵はがきより)
次に原村の「八ヶ岳美術館」に行った。
標高1350mにある村立の美術館である。
ここで今、妻の好きな畦地梅太郎の作品展が行われているのだ。
畦地梅太郎の作品と云えば、「暮らしの手帖」の読者は、すぐ思い出すだろう。
独特な絵である。
(以下絵はがきより)
が、この美術館で展示されている縄文時代の土器に私は感動した。
見事な縄文土器が並んでいた。
八ヶ岳山麓は縄文遺跡の宝庫だという。
さらに清水多嘉示の彫刻と絵画が展示されている。
庭にも彼の彫刻が展示されている。
おまけに建物自体が非常に面白い。
丸い大きなボールをいくつもくっつけたような白亜の建物で
館内の天井は、白いレースのカーテンで覆われているのだ。
八ヶ岳美術館の後は、平山郁夫シルクロード美術館に向かった。
一度、諏訪インターから中央自動車道を走り、小淵沢インターで下りる。
美術館に着いてみると、なんと今日は臨時休館だという。
がっかりだ。
同じく休館を知らずにきた東京のご婦人に
「まあ、京都から来たというのに、お気の毒様」なんて言われた。
トホホ・・・・・
原田泰治美術館に行くために、また来た道を引き返し、諏訪に戻る。
一階展示場では、高橋まゆみの人形展が開かれていた。
妻はお気に入りだったが、私は与勇輝の作品の方が可愛くて好きである。
私は二階の原田泰治の絵がお気に入りなのだ。
しっかり堪能して、二階のカフェで諏訪湖を眺めながら一服!
これで、信州の旅は、終わりとなった。
暑い京都への帰路についた。
信州の夏-5 池ノ平湿原 [旅]
次なるドライブは、白樺湖から大門街道に入り、女神湖を横目に
上田市を抜け、東御市(とみし)へ入り、94号線で湯の丸高原経由で
池ノ平湿原へ出かけた。
ここは標高約2000mにある湿原で、私の大好きな場所です。
酸素ボンベを担いで、出かけました。
上田市を抜け、東御市(とみし)へ入り、94号線で湯の丸高原経由で
池ノ平湿原へ出かけた。
ここは標高約2000mにある湿原で、私の大好きな場所です。
酸素ボンベを担いで、出かけました。
ツツジが咲いていました。
緑の中に赤い葉は、すごく目立ちますが、どうしてこうなんでしょう?
紅葉とは思えないんですが・・・・・
アヤメが沢山咲いています。
吾亦紅にトンボが休んでいて、近づいても逃げません。
小さ黄色の花が寄り添うように咲いています。
木道を鏡池に向かって歩きます。
鏡池
放開口
写真の奥くが放開口
ハクサンシャクナゲの花も咲き誇っていた。
こっこにもニッコウキスゲの花がささやかながら咲いていた。
キバナオダマキを見つけた。
マルバダケブキ
シャジクソウ
タカネグンナイフウロウ
テガタチドリ
ヤナギランも咲き始めていた。
きれいな花です。
ナナカマドの葉がなぜか赤いものがある。
紅葉にしては早すぎる・・・・・・・
ナナカマドの実
ここは、花だけでなく、妙に人なつっこい蝶がいて、離れない。
それはとおもうと、行く先々についてきて、踏んづけそうになるから困ったものである。
とにかく、大好きな湿原を堪能出来ました!
帰り道は、上り坂で、私にとっては、大変しんどい道ながら、気分は晴れ晴れです。
次は美術館巡りです。
信州の夏-4 美ヶ原 [旅]
ビーナスラインを走り、美ヶ原に向かう。
八島が原高原湿原を横目で見ながら、進むと
和田峠で中山道と交差する。
八島が原高原湿原を横目で見ながら、進むと
和田峠で中山道と交差する。
標高約1500m、昔の旅人は、大変苦労して峠越えをしたのではと思う。
特に冬期はどうしてたんでしょう。
さらに三峰大展望台(1748m)を過ぎて走っていたら
道の側溝沿いに、ホタルブクロが延々と列をなして咲いていた。
山本小屋ふる里館の駐車場に到着(1944m)
ここで車を降りて、美しの塔(1963m)を目指して歩く。
牧場では、牛の集団がのんびりと草を食んでいた。
反対側の牧場では馬が、こちらは数匹ながら食事に専念。
馬と云っても、小さいのでポニーだと思う。
やたらとたてがみが長くて多いので、顔を見るのも一苦労!
めちゃおとなしい!
時折、王ケ頭ホテルの送迎バスが土埃を巻き上げて通り過ぎていく。
7月というのに、まだ牧場の草は、背が低く、これからのようである。
でも、花たちは元気に咲いていた。
グンバイズル
テガタチドリ
ハクサンフウロウ
野いちご
アカツメグサ
カワラナデシコ
(不明)
晴れていたかと思うと、あっという間に黒雲が覆い尽くしたりで
ここが2000m近い山岳地帯だと云うことを教えてくれる。
さわやかな風が皮膚に気持ちいい!
美しの塔の近くにあるベンチで一休み!
観光客がならす鐘の音が、静かな草原に響き渡る。
草原を楽しんだ後は、宿舎のある白樺湖へ引き返す。
夕暮れせまるビーナスラインからの眺めは、墨絵のようである。
夕食は、特別に美味しく食べられそうだ。
(続く)
信州の夏-3 あこがれの車山高原へ [旅]
好天気に恵まれて、ビーナスラインを走り、車山肩を目指す。
車山肩も思い出深いところである。
当時は、車山山頂から、歩いて下り、ここで休憩、
コーヒーが美味しかった。
ここから帰りは、路線バスで帰ったように思う。
今日は、車で向かうことになった。
吹き流しが印象的である。
こういう風景には、本当に郷愁を感じます。
途中のパーキングエリアの上方では、ニッコウキスゲが咲き乱れ、
みなさん散策していた。
私には、感動的な風景です。
途中のパーキングで、ドローンを飛ばそうとしている人と出会った。
で、見物させて貰った。
丸い円状のドローンの基地
モニターで、ドローンの位置情報やドローンが撮影している風景映し出される。
またこれで、ドローンの操縦もしているのだ。
オートで着陸指示をすると、操縦しなくてもドローンが自分で基地に帰ってくるのだ。
遠くに飛ばしすぎると肉眼でドローンの姿さえ確認できにくくなるので、便利である。
車山肩の駐車場に到着
まずは、コロボックルでコーヒータイムを取る。
コロボックルのテラスからの眺め
いよいよニッコウキスゲの草原を歩く。
ニッコウキスゲ
イブキトラノヲ
ショウマ
シモツケソウ
フウロウ
名前のわからない花々(知ってる方は、是非教えてください)
(あ)
(い)
鳥にも逢えた。
近寄っても逃げないホオアカ。
草原の中にポツント一軒の家
バスーカ砲を構えた人たちにも会った。
「いったい、レンズだけでどのくらいの重量があるの?」と聞くと
「う~ん、10キロちょっとかな」という。
荷物全部で30キロほどになるという。
いやまったくご苦労様です。
私には、まねできません。脱帽!
こちらは2キロの酸素ボンベなどで、リュックは4キロほどだけど
ちょっと辛いのにと感心しまくり。
おかげで、ニッコウキスゲの中を歩き、満足の一日となりました。
旅の第一の目的は、これで果たせたので、ホッコリです。
(続く)