大覚寺拝観

暑いくらいの陽気に誘われて、久し振りに

嵯峨野・大覚寺へ出かけた。

途中の広沢の池の周りは、桜が満開であるが、

池の水は、まだ張られていなかった。

観音島に立ち寄り、風致地区である嵯峨野の田園風景の中を走り

竹林を抜けて、大覚寺へと向かう。

大覚寺は

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
 正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。

 平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、

これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。

嵯峨院が大覚寺となったのは、

皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年（876年）である。
 弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封（60年に１度の開封）として

奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。

ちょうど今年がその60年目に当たり、10月1日から11月30日までの間、開封され

一般公開される。

 明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡（住職）を務めた格式高い門跡寺院である。

いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所（家元）でもある。

時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名である。

まずは庭の方から入った。

望雲亭の傍に広がる池は、大沢池

中国の洞庭湖を模して作った人造湖である。

中秋の名月の頃には、船を浮かべて観月の催し物が今も行われている。

ロケによく使われる場所

紅い塔は、心経宝塔（しんぎょうほうとう）

ここもよく時代劇に出てくる池の中の道

庭を一回りして伽藍の拝観へ向かう。

勅使門

こんな部屋で生活してみたいものである。

絵馬ではなくて・・・・・・

五大堂（本堂）露台からの眺め

ここも多くの観光客が来ていたよ。

由緒ある寺院にくると、心が癒やされる思いがする。

私は日本人だという自覚が芽生えるから不思議である。

のどかな春のひとときを楽しめました。

タグ：広沢池 大沢池 嵯峨野 ロケ地 大覚寺