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哲学の道 前編 [道]

新型コロナウイルスの流行が止まらず、
非常事態宣言が遅まきながら出されましたが
京都は、該当していません。
しかし、感染者数は、すでに100名を越えて増加しています。
そんな中、桜の季節が過ぎていきます。
京都の哲学の道でも毎年多くの人が訪れ、行列が出来るのですが
今年は、閑散としてしています。
海外の観光客もめっきり減って、バスもガラガラです。
哲学の道の桜の見物を期待していたが、出来なかった人も多いのではと思います。
私のように哲学の道にいわば、下駄履きでいける者の役割として
見れなかった人たちへのねぎらいを含めて、
哲学の道を紹介したいと思います。


哲学に道


哲学の道はもともと、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水が完成した際に、
管理用道路として設置された道である。
当初、芝生が植えられている程度の道であったが、
ここを歩いて通行する人々が増えていった。
明治の頃、文人が多く住むようになり「文人の道」と称されていた。
その後、京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し、
思案を巡らしたことから「哲学の小径」といわれたり、
「散策の道」「思索の道」「疏水の小径」などと呼ばれた。
1972年(昭和47年)、地元住民が保存運動を進めるに際し、
相談した結果「哲学の道」と決まりその名前で親しまれるようになった。
1972年(昭和47年)になって、砂利道の散策路として整備され、
さらにその後、1987年(昭和53年)に廃止された市電の軌道敷石を転用して、
歩行者が歩きやすいように敷石を並べたものとなって現在に至っている。
若王子橋から銀閣寺橋までの約1.5km区間が、
1987年(昭和62年)8月10日の道の日に、「日本の道100選」の1つに選定された。
周囲の名所では、なんと言っても銀閣寺です。
他には、白沙村荘・橋本関雪記念館、法然院、安楽寺、霊鑑寺、大豊神社、
泉屋博古館、光雲寺、熊野若王子神社、永観堂、南禅寺など名だたる名所があります。
それでは北側(白川通り今出川)からおおむね南に向かって紹介します。


        


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向かいの山は、大文字山
        
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流れは、琵琶湖疎水
        
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白沙村荘・橋本関雪記念館の入り口
      
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少しは、散歩した気分になれたでしょうか?
それでは、後編も引き続き、お楽しみください!
        
        

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共通テーマ:旅行

マキノ高原 メタセコイア並木 [道]

12月2日の日曜日にマキノ高原 メタセコイア並木を見に出かけた。

本当は、平日に行きたかったのですが、天気が悪くて行けず

結局、この日しか行けなかった。

天気予報では3日から9日まで曇りや雨に日ばかりでがっくり!

目的地の3キロほど手前から、長い車の列、

みんな行き先は同じ!

そう、ここ!!!!!


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ここは、田園の中、近くには川が流れ


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家もまばら


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だけどみんなここに魅せられてやってくる!


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車のナンバーは、全国区!

私の前の車は一宮ナンバーだ!


並木の入り口あたりにピックランドがあり、駐車場もある。

多くの人ごった返していた。

並木通りは、車で埋まっていた。


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並木通りの両側は、農園!


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のんびりと写生をしている人たちもいる。


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並木をぶらぶらと散策する。

約2キロの並木なのだ。

やがて、夕日が並木を染め出した。


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空が暮れ始める。


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並木の向こうで夕焼けが始まる。

急に冷え込んでくる。


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それでも車も人も減らない!


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並木沿いの外灯が点灯した。


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人家もまばらな田園なのに、ここだけは町中のような賑わいだ。


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この賑わいは、いつまで続くのだろうか?

私達は、お家に帰ることにした!

楽しかったよ。メタセコイアさん!

ありがとう!




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共通テーマ:地域

想像力は、楽しみの源泉(道シリーズ) [道]


道といえば、高村光太郎が『道程』で歌ったような道もあるが、
私の興味は現実の道にある。

道には、他に獣道もあるが、
それ以外は、すべて人間が作った物である。
人の移動、物流にとって、道は欠くことの出来ない重要な物である。

で、道は、至る所に有り、珍しい物ではないが、
想像力を働かせると、なぜかそれが生き物のように見えてくるのだ。
この道の向こうにどんな世界が広がっているのだろうと思うと、
なぜかわくわくした気分に満たされる。
初めて通る道では、その気分が特に高揚するのだ。

自分の知らない素敵な世界に導いてくれるような思いで満たされる。
たとえその道が、雪に閉ざされた道であっても、
炎天下のうだるような暑さの道であっても、
若い頃は、道は目的地へ行く単なる手段でしかなかったが・・・・・・
今の私には、その道中も楽しみである。

道ですれ違った人たちは、どんな人生を送ってきたのだろうと想像する。
立ち並ぶ家々を眺めながら、そこで生活している人たちの思いを想像する。

想像を膨らませると、目に映るすべての物に興味がわくのである。
そして、心が満たされていくような思いがする。

熊本・瀬の本高原(やまなみハイウェイ)
草原を突っ切る一本道
この先に、阿蘇外輪山の大観峰があり、
旧火口の町が眼下に広がり、阿蘇全山が見渡せる。

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牧ノ戸峠 標高1330m(やまなみハイウェイ) 

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木々は、雪に覆われて、雪道が続く。
ここを南に下ると大分県側に久住高原、
熊本県側に瀬の本高原が広がる。
いずれも壮大な眺めで有り、心が浮き立つような気分にさせられる。



 


故郷の道 [道]

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天上に続くようなあの道を登り詰めれば

眼下に懐かしい故郷が広がる!

天上に続くようなあの道を登り詰めれば

阿蘇五岳、久住連山の峰が一望できる 

祖母山、傾山が南に横たわって見える 

天上に続くようなあの道を登り詰めれば

まるで銀河の中にいるように満天の星に包まれる

春には

春高楼の花の宴の岡城跡が眼下に見える

夏なれば

谷底まで続く棚田が稲穂をなびかせる

秋になれば

色とりどりの紅葉に目を奪われる

冬ともなれば

そこは冷たい北風の遊園地

誰でも快く迎えてくれる故郷の道