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紫陽花の季節 [世情]

昔、本土では、紫陽花が咲き誇り、花を愛でる季節に

沖縄では、凄惨な戦争が行われていた。

当時の政府は、沖縄を捨て石にしたのだ。

多くの民間人が日本軍の指示で犠牲になった。


沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。
平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」で
宮古島市立西辺(にしべ)中学校2年の上原美春さんが
平和の詩「みるく世(ゆ)の謳(うた)」を朗読した。
それは、心を揺り動かせる歌である。
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  みるく世の謳
初めて命の芽吹きを見た。
生まれたばかりの姪(めい)は
小さな胸を上下させ
手足を一生懸命に動かし
瞳に湖を閉じ込めて
「おなかすいたよ」
「オムツを替えて」と
力一杯、声の限りに訴える
大きな泣き声をそっと抱き寄せられる今日は、
平和だと思う。
赤ちゃんの泣き声を
愛(いと)おしく思える今日は
穏やかであると思う。
その可愛らしい重みを胸に抱き、
6月の蒼天(そうてん)を仰いだ時
一面の青を分断するセスナにのって
私の思いは
76年の時を超えていく
この空はきっと覚えている
母の子守唄が空襲警報に消された出来事を
灯(とも)されたばかりの命が消されていく瞬間を
吹き抜けるこの風は覚えている
うちなーぐちを取り上げられた沖縄を
自らに混じった鉄の匂いを
踏みしめるこの土は覚えている
まだ幼さの残る手に、銃を握らされた少年がいた事を
おかえりを聞くことなく散った父の最後の叫びを
私は知っている
礎(いしじ)を撫(な)でる皺(しわ)の手が
何度も拭ってきた涙
あなたは知っている
あれは現実だったこと
煌(きら)びやかなサンゴ礁の底に
深く沈められつつある
悲しみが存在することを
凜(りん)と立つガジュマルが言う
忘れるな、本当にあったのだ
暗くしめった壕(ごう)の中が
憎しみで満たされた日が
本当にあったのだ
漆黒の空
屍(しかばね)を避けて逃げた日が
本当にあったのだ
血色の海
いくつもの生きるべき命の
大きな鼓動が
岩を打つ波にかき消され
万歳と投げ打たれた日が
本当にあったのだと
6月を彩る月桃(げっとう)が揺蕩(たゆた)う
忘れないで、犠牲になっていい命など
あって良かったはずがない事を
忘れないで、壊すのは、簡単だという事を
もろく、危うく、だからこそ守るべき
この暮らしを
忘れないで
誰もが平和を祈っていた事を
どうか忘れないで
生きることの喜び
あなたは生かされているのよと
いま摩文仁(まぶに)の丘に立ち
私は歌いたい
澄んだ酸素を肺いっぱいにとりこみ
今日生きている喜びを震える声帯に感じて
決意の声高らかに
みるく世(ゆ)ぬなうらば世(ゆ)や直(なう)れ
平和な世界は私たちがつくるのだ
共に立つあなたに
感じて欲しい
滾(たぎ)る血潮に流れる先人の想(おも)い
共に立つあなたと
歌いたい
蒼穹(そうきゅう)へ響く癒しの歌
そよぐ島風にのせて
歌いたい
平和な未来へ届く魂の歌
私たちは忘れないこと
あの日の出来事を伝え続けること
繰り返さないこと
命の限り生きること
決意の歌を
歌いたい
いま摩文仁の丘に立ち
あの真太陽(まてぃだ)まで届けと祈る
みるく世ぬなうらば世や直れ
平和な世(よ)がやってくる
この世(よ)はきっと良くなっていくと
繋(つな)がれ続けてきたバトン
素晴らしい未来へと
信じ手渡されたバトン
生きとし生けるすべての尊い命のバトン
今、私たちの中にある
暗黒の過去を溶かすことなく
あの過ちに再び身を投じることなく
繋ぎ続けたい
みるく世を創るのはここにいるわたし達だ。
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さて、紫陽花に戻りますが
あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る(藤原定家)
紫陽花は日本人に愛されている花ですが、
狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種だそうです。
花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」とも呼ばれる。
日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、
おそらくライラックに付けた名で、
平安時代の学者源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれています。
一緒に紫陽花を楽しみましょう!
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いかがでしたか?
紫陽花は本当に心を和ませてくれますよね。
子供の頃、梅雨のしとしと雨に濡れる紫陽花の花がすごく印象的で、
今でもリアルに思い出します。
葉っぱには、カタツムリがいて、雨を楽しんでるような気がしました。
今では、遠い昔の思い出です。

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まだ健在のバラ園! [花]

今日、新聞で立憲民主党の枝野代表が連合の会議に出ての発言が記事になっていた。


”立憲民主党の枝野幸男代表は17日、支持団体の連合の中央執行委員会に出席し

次期衆院選に向けた野党第2党の共産党との協力に関連し、

「理念で違う部分があるので共産党との連立政権は考えていない。

共有政策でのパーシャル(部分的)な連携や候補者一本化に努力したい」と述べた。”


「理念で違う部分があるので共産党との連立政権は考えていない。」

しかし「候補者一本化に努力したい」だって。開いた口が塞がらない。

それじゃ立憲民主党の理念ってなに?

そもそも連立政府あるいは連合政府は理念が違う政党の政府だろ!

これじゃさすがの共産党もブチ切れるだろう。

消費税も所信表明はするけど公約にはしないそうです。

一体、どういうこと?

これでは内閣不信任案を出して、政権を奪取!という神経を疑う。

期待してたのに、とんでもない政党のようだ!


怒りは、とにかくこのくらいにして


6月1日から閉園中だった植物園が開園した。

バラは、どうなっているんだろうと出かけてみた。

もうすっかり終わったのではないだろうかと危ぶんでいたが

まだ、咲き続けている花が有り、ほっとした。


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レモン&ジンジャー



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ジャスト・ジョーイ



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ルスティカーナ



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フィデリオ



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タマンゴ



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マーガレット・メリル



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ゴールド・バニー



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絵日傘

バラとしては日本人好みなのか、私も気に入ってます。



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錦絵



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ジャルダン・ドウ・フランス



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ジュビレ・デュ・プリンス・ドウ・モナコ



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ビンゴメイティランド



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マイナーフェアー


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加茂

京都産?


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ふるさと



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まだ沢山花があったけど、気に入った花だけ並べてみました!

今年は、新型コロナ感染による緊急事態宣言が京都にも発令中で

合わせて植物園も閉園になり、がっくりしてたんですが、

ちゃんと見れて、少し幸せな気分になりました。

その宣言も20日で終わるそうですが、いずれにしろ早く治まって欲しいですね。

そのためにも東京オリ・パラは、中止にして欲しいと思います。

ではでは





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ギャラリー唐橋へ出かけた [ぶらり生活]

長いこと新型コロナウイルスの流行で宣言下にあるのだけど

友人がしびれを切らして水彩スケッチ”里の風”展をギャラリー唐橋で開催したので

出かけることにした。

ギャラリー唐橋は、瀬田川の中の島にあり、有名な瀬田の唐橋を渡ってしか行けない。

久し振りに見る瀬田川は、豊かな水がまるで湖のようにおだやかに流れていた。

うっとりと湖岸にすわり、川の流れを眺めていると、心がすっきりしてきた。


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ラウンドスピーカーから、「洗堰のゲートを下げるので急激に水位が上昇するので注意してください」と

アナウンスが流れてきた。

瀬田の洗堰は、ここからはずいぶん下流にある。

そのアナウンスのためか、釣り人が片付けを始めた。


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ギャラリー唐橋の前にこんな看板が


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瀬田の唐橋 
俵藤太秀郷むかで退治


豪傑の誉れ高き秀郷は、誰もが恐れていて近寄りもできなかった瀬田橋に横たわる
六十六メートルもの大蛇の背をやすやすと踏み越えた。
すると、大蛇は爺さんに姿を変えて秀郷の前に現れた。
何事かと話を聞けば、三上山に7回り半も巻き付いた大ムカデが夜な夜な
琵琶湖の魚を食いつくしてしまい、人々が大変困っているという話。
しかしあまりにも凶暴な大ムカデを恐れて誰も退治できずにいる。
そこで爺さんは大蛇に姿を変えて勇気のある豪傑を待っていたと言う。
秀郷は、こころよく大ムカデ退治を引き受けた。
秀郷の射た矢が見事に大ムカデの眉間を射貫き、大ムカデは消え失せた。
この秀郷の武勇をたたえて爺さんが招待したところが瀬田橋の下、竜宮であった。
琵琶湖に暮らす人々を守るべく一千年余昔から瀬田橋に住むという。
漁民の暮らしや、豊かな実りある近江国をこの竜宮から見守ってきたという。
秀郷は一生食べきれないほどの米俵を土産に竜宮を後にした。
そこから「俵藤太」の名が付けられたとされている。
       大津市 古都指定都市制定記念 大津東ロータリークラブ



とにかくギャラリーへ入る。


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彼らしい「ご挨拶」文である。


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私は、彼の水彩スケッチ画がことのほか好きです。

柔らかで明るい感じの風景画が気に入ってます。


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彼は滋賀県一円をスケッチしているんですが、彼も私も好きなわら屋根の民家がどんどん

廃れなくなっているのが悔やまれてなりません。

いまでは、彼の水彩スケッチの世界でしか見れない風景がずいぶんを増えてきたように思います。

時代の流れとはいえ、昭和生まれの私達にとっては、捨てがたい風景です。


久し振りの再会に話もはずみ、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。


帰るときは、表まで見送りいただいた。

ありがとうです。


瀬田川の水域がどのくらい上がっているのかと、川面を覗いてみた。


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確かに少し上昇していた。

帰りは、瀬田川を下り、洗堰をさらにくだり、天ヶ瀬ダムを経て、宇治経由で帰りました。

緑一杯のダム沿いの道が、心地良かった!








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