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初夏の真如堂を歩く [京都の風物]
京都も再び緊急事態宣言の期間が5月末まで延長された!
もう、本当にうんざりです。
お隣の大阪では、コロナの死者が過去最高の1日で50人というニュース!
大阪では、もうすっかり医療崩壊が起きてます。
今度は福岡も宣言区域となりました。
福岡知事は、聖火リレーは2カ所で点火セレモニーだけでリレーは、しないと発表!
まともな判断だと思いますが、一方では、この機に及んでもなおオリンピックを
実施するという思考停止か、狂気かと思われる政府や委員会などの姿!
コロナにしても、オリンピックしても、今の政府は狂ってるように思えてならない。
連休中、哲学の道は多くの人が来ていた。
外国からの観光客の姿もあり、いぶかしくさえ思えた。
で、静かさを求めて真如堂へ散歩に出かけた。
上の石碑は、芭蕉の弟子、向井去来の句
「涼しさの 野山に満つる 念仏かな」
法要で真如堂を訪れたときに読んだものとか。
ありがたい阿弥陀如来さまがいる寺です。
如来様もいろいろで、うなずいたり、見返りをしたり、生身だったり
人肌のぬくもりがあったりとそれぞれいわれがあります。
真如堂の阿弥陀如来は、うなずいたらしいが、どれくらい偉いかと云えば
「日本三如来」といわれる如来様。
あと二つは、京都嵯峨野の清涼寺の釈迦如来、
そして、信濃 善光寺の阿弥陀如来さまです。
勝手なもので、人間が如来様の評価をしている(笑)
最後に真如堂は、日本映画文化の発祥の地を云われています。
「京都映画誕生の碑」が本堂の近くに建立されています。
京都生まれで「日本映画の父」として日本映画の創世記を築いた牧野省三が、
1908年にシネマトグラフを用いて撮影した初の劇映画
『本能寺合戦』の舞台となったのが真如堂の境内でした。
ほとんど参拝者も居ない静かな境内をのんびりと散策できました。
新緑がきれい、風はさわやか、心はやすらかなよい散歩ができました。
路傍の花も元気に咲き誇り初夏の訪れを告げていました!