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丸山千枚田で-1 [旅]
2ヶ月ほどブログから遠ざかっていたが、やっと帰ってきました。
理由は、少し思うことがあり、ブログが書けませんでした。
詳しいことは、言えませんが、自分の生き方に関わる思いでした。
が、やっと帰る気になりました。
先日は台風19号で被害に遭われた方が痛ましくて、胸を痛めています。
これも地球温暖化の影響なんでしょうか?
なんか災害列島のように思えてきました。
ボランティア活動を頑張っている方に頭が下がります。
政治も社会もモラル崩壊が進んでいるようなニュースが多いなかで
希望の光に思えてきます。
さて、去る10月9日、台風の前に丸山千枚田に出かけてきました。
黄金の稲穂が見れるうちにと思っていたのですが
現地は、刈り入れがすっかり終わっていました!
案山子だけが残されて、頑張っていた(笑)
休憩所があり、立派なトイレ付き!
ここは、現在は熊野市だけど、その前は
田んぼの中が緑があるのは、稲刈りが早く行われたので、その切り株から新芽が出てきたためである。
今年は9月上旬にすべて収穫したとのこと。
丸山千枚田で稲穂を見ようと思ったら、8月下旬から9月上旬に訪れないと見れないという。
田んぼで除草作業をしていた方とゆっくりお話が出来たのは、収穫でした。
その方のお話を聞いていると、今、この丸山千枚田も危機にあるという!!!!
大きく分けると3つの危機があるように私は、感じました。
【その1】
高齢化、過疎化で農業の担い手が消滅寸前であること。
現在この千枚田で稲作をしている方は、今年は1軒だけになった。それも兼業である。
稲作は1反ほどで、自家用だけである。
それ以上沢山作っても、農協に出しても単価が低すぎて
赤字になるだけで、自分で販路を持たない限り採算がとれないという。
これでは、農家は成り立たないし、
ましては棚田という非常に非効率な農業はなおさらである。
従って、現在、この丸山でも大部分は、支援団体が管理していて
私達と話をしてくださった方も日給で働いているとのこと。
それでも、働いている人は高齢者ばかり。
全国どこでも棚田はにたような状況だという。
従って、まもなく棚田がどんどん消えていく事になるようだ。
悲しい農業の現実である。
【その2】以降は、次回で書きますのでよろしく!