SSブログ


 訪問ありがとうございます!感謝!

兄弟ブログ『風の詩』『kaze日記』もよろしく

出張「生け花教室」に [ぶらり生活]

山野に出かけて山野の草花をいけるということで、お出かけ生け花教室に付き合った。

私が生け花をするわけではなく、妻や友人が教室に入っているので

要するに私は、彼女らの運び役なのだ。

私の友人の別荘をお借りしての教室である。

総勢9人、車3台


とりあえず今日は、すごい良い天気!!!


IMG_0978.JPG


風が肌に気持ちが良い。

暑くもなければ、寒くもない!

別荘は、静かで、聞こえてくるのは枝を渡る風の音だけ。


IMG_0982.JPG



IMG_0977.JPG



IMG_0979.JPG


IMG_0988.JPG


まずは、教室の皆さんは材料集めに野に散る。

私はぶらぶらと散歩、

時間が止まっているような別荘の道


IMG_0980.JPG



IMG_0985.JPG



IMG_0981.JPG



IMG_0984.JPG


ここには私達以外は、人の気配はない!

別荘も昼寝をしてる雰囲気だ。



散歩の後は、野外の椅子に座って読書!

読んでるのは、葉室麟の「辛夷の花」

今ちょっと佳境に入っていて面白い!

時を忘れて、読みふけってしまう。


hamuro.jpg


「食事の時間だよ」と声をかけられて我に返る。

ランチタイムは、みんなと特注の山菜弁当で楽しい時間を過ごす。

会話が飛び交い、賑やかで、活気に満ちてる。

生け花教室を忘れてるんじゃない?と思えるくらいである。

誰かが「教室始めます」というと急にみんな思い出したように動き出した。


私は引き続き読書に戻る。

2時過ぎに教室は終了


IMG_0990-2.jpg

                    (ただ一人の男性生徒さんの作品)


哲学的思索にふけりたいのなら、一人で別荘にいる方が良いのであるが

今日のようにいわば「仲間」の行事に付き合うのも、心にとって有意義である。

なにか他の人の役に立っているということが、心地よさを誘うのだと思う。

人間は、社会的動物とか言われるが、社会の中で自分の価値が認められ

受け入れられていてこそ,人は人らしくいきられるのではないだろうか。

ふと、哲学的(笑)にさせられる一日でした!







nice!(42)  コメント(9) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

丸山千枚田で-1 [旅]

2ヶ月ほどブログから遠ざかっていたが、やっと帰ってきました。

理由は、少し思うことがあり、ブログが書けませんでした。

詳しいことは、言えませんが、自分の生き方に関わる思いでした。

が、やっと帰る気になりました。


先日は台風19号で被害に遭われた方が痛ましくて、胸を痛めています。

これも地球温暖化の影響なんでしょうか?

なんか災害列島のように思えてきました。

ボランティア活動を頑張っている方に頭が下がります。

政治も社会もモラル崩壊が進んでいるようなニュースが多いなかで

希望の光に思えてきます。


さて、去る10月9日、台風の前に丸山千枚田に出かけてきました。


IMG_0959.JPG


黄金の稲穂が見れるうちにと思っていたのですが

現地は、刈り入れがすっかり終わっていました!


IMG_0900.JPG


案山子だけが残されて、頑張っていた(笑)


IMG_0906.JPG



IMG_0911.JPG



IMG_0912.JPG



IMG_0914.JPG



IMG_0915.JPG



IMG_0922.JPG



IMG_0934.JPG


休憩所があり、立派なトイレ付き!


IMG_0921.JPG


ここは、現在は熊野市だけど、その前は


IMG_0924.JPG


IMG_0925.JPG



IMG_0923.JPG



IMG_0909.JPG



IMG_0916.JPG



IMG_0920.JPG



IMG_0926.JPG


田んぼの中が緑があるのは、稲刈りが早く行われたので、その切り株から新芽が出てきたためである。

今年は9月上旬にすべて収穫したとのこと。

丸山千枚田で稲穂を見ようと思ったら、8月下旬から9月上旬に訪れないと見れないという。

田んぼで除草作業をしていた方とゆっくりお話が出来たのは、収穫でした。


IMG_0927.JPG



IMG_0940.JPG



IMG_0941.JPG



IMG_0943.JPG



IMG_0957.JPG



IMG_0961.JPG


その方のお話を聞いていると、今、この丸山千枚田も危機にあるという!!!!

大きく分けると3つの危機があるように私は、感じました。


【その1】

高齢化、過疎化で農業の担い手が消滅寸前であること。

現在この千枚田で稲作をしている方は、今年は1軒だけになった。それも兼業である。

稲作は1反ほどで、自家用だけである。

それ以上沢山作っても、農協に出しても単価が低すぎて

赤字になるだけで、自分で販路を持たない限り採算がとれないという。

これでは、農家は成り立たないし、

ましては棚田という非常に非効率な農業はなおさらである。

従って、現在、この丸山でも大部分は、支援団体が管理していて

私達と話をしてくださった方も日給で働いているとのこと。

それでも、働いている人は高齢者ばかり。

全国どこでも棚田はにたような状況だという。

従って、まもなく棚田がどんどん消えていく事になるようだ。

悲しい農業の現実である。


【その2】以降は、次回で書きますのでよろしく!










nice!(22)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行