訪問ありがとうございます!感謝!
出張「生け花教室」に [ぶらり生活]
山野に出かけて山野の草花をいけるということで、お出かけ生け花教室に付き合った。
私が生け花をするわけではなく、妻や友人が教室に入っているので
要するに私は、彼女らの運び役なのだ。
私の友人の別荘をお借りしての教室である。
総勢9人、車3台
とりあえず今日は、すごい良い天気!!!
風が肌に気持ちが良い。
暑くもなければ、寒くもない!
別荘は、静かで、聞こえてくるのは枝を渡る風の音だけ。
まずは、教室の皆さんは材料集めに野に散る。
私はぶらぶらと散歩、
時間が止まっているような別荘の道
ここには私達以外は、人の気配はない!
別荘も昼寝をしてる雰囲気だ。
散歩の後は、野外の椅子に座って読書!
読んでるのは、葉室麟の「辛夷の花」
今ちょっと佳境に入っていて面白い!
時を忘れて、読みふけってしまう。
「食事の時間だよ」と声をかけられて我に返る。
ランチタイムは、みんなと特注の山菜弁当で楽しい時間を過ごす。
会話が飛び交い、賑やかで、活気に満ちてる。
生け花教室を忘れてるんじゃない?と思えるくらいである。
誰かが「教室始めます」というと急にみんな思い出したように動き出した。
私は引き続き読書に戻る。
2時過ぎに教室は終了
(ただ一人の男性生徒さんの作品)
哲学的思索にふけりたいのなら、一人で別荘にいる方が良いのであるが
今日のようにいわば「仲間」の行事に付き合うのも、心にとって有意義である。
なにか他の人の役に立っているということが、心地よさを誘うのだと思う。
人間は、社会的動物とか言われるが、社会の中で自分の価値が認められ
受け入れられていてこそ,人は人らしくいきられるのではないだろうか。
ふと、哲学的(笑)にさせられる一日でした!
丸山千枚田で-1 [旅]
2ヶ月ほどブログから遠ざかっていたが、やっと帰ってきました。
理由は、少し思うことがあり、ブログが書けませんでした。
詳しいことは、言えませんが、自分の生き方に関わる思いでした。
が、やっと帰る気になりました。
先日は台風19号で被害に遭われた方が痛ましくて、胸を痛めています。
これも地球温暖化の影響なんでしょうか?
なんか災害列島のように思えてきました。
ボランティア活動を頑張っている方に頭が下がります。
政治も社会もモラル崩壊が進んでいるようなニュースが多いなかで
希望の光に思えてきます。
さて、去る10月9日、台風の前に丸山千枚田に出かけてきました。
黄金の稲穂が見れるうちにと思っていたのですが
現地は、刈り入れがすっかり終わっていました!
案山子だけが残されて、頑張っていた(笑)
休憩所があり、立派なトイレ付き!
ここは、現在は熊野市だけど、その前は
田んぼの中が緑があるのは、稲刈りが早く行われたので、その切り株から新芽が出てきたためである。
今年は9月上旬にすべて収穫したとのこと。
丸山千枚田で稲穂を見ようと思ったら、8月下旬から9月上旬に訪れないと見れないという。
田んぼで除草作業をしていた方とゆっくりお話が出来たのは、収穫でした。
その方のお話を聞いていると、今、この丸山千枚田も危機にあるという!!!!
大きく分けると3つの危機があるように私は、感じました。
【その1】
高齢化、過疎化で農業の担い手が消滅寸前であること。
現在この千枚田で稲作をしている方は、今年は1軒だけになった。それも兼業である。
稲作は1反ほどで、自家用だけである。
それ以上沢山作っても、農協に出しても単価が低すぎて
赤字になるだけで、自分で販路を持たない限り採算がとれないという。
これでは、農家は成り立たないし、
ましては棚田という非常に非効率な農業はなおさらである。
従って、現在、この丸山でも大部分は、支援団体が管理していて
私達と話をしてくださった方も日給で働いているとのこと。
それでも、働いている人は高齢者ばかり。
全国どこでも棚田はにたような状況だという。
従って、まもなく棚田がどんどん消えていく事になるようだ。
悲しい農業の現実である。
【その2】以降は、次回で書きますのでよろしく!