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春雨の日曜日には・・・・・ [まどろみ]

今日は朝から雨がシトシトと降り続いています。

二階の書斎の窓には、満開のハナミズキの花が雨で揺れながら私に挨拶をしている。

以前はその花を見下ろしていたのだけど、木が成長して目線より高くなり出した。

前の通りには、人影もなく、時折車が走っていくだけ。

静かな春雨の日曜日です。


こんな日は、心も静かに潤っているような気がします。

ある人が、このような日には詩を読むといいと言っていたのを思い出す。

私たちの世代が、最初に詩にであうのは、教科書でした。

日本の詩人では高村光太郎の「道程」がすごく印象的で、いまでも

そのページが脳裏によみがえります。

世界の詩人では、ゲーテの「イタリア紀行」が大好きでした。

漢文の授業では、漢詩も出会えました。

杜牧の「江南の春」がいまでも印象的に思い出される。

今の国語の教科書はどんな内容になっているのだろうか?

文学は、やはり学校で出会うことで、何時までも心に残るものです。

私も詩は好きですが、いわゆる「現代詩」にはついて行けません。

芸術的新しい感覚が現代詩には求められているのだろうと思う。

私は黒田三郎止まりだと思うが、それで満足しています。

話は変わりますが詩では無く、歌詞では、中島みゆきの作品は、すごいと思います。

特に初期のアルバムが大好きでした。


とにかく、春雨の日曜日には、詩集でも手にとって、じっくり味わってみるのも

気分転換にはいいのではないでしょうか。

私は、今日は漢詩集にしました。


    江南の春

 千里鶯ないて 緑 紅に映ず

 水村山郭 酒旗の風

 南朝四百八十寺

 多少の楼台 煙雨の中



先日さる集まりが植物園の中であり参加しました。

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新緑の藤棚のそばで、椅子の円陣で語り合った。

話の中で世の中変えるには泉房穂氏と山本太郎氏を応援しなければと強調する人がいて

そんなことはないと反論する人がいて、喧々がくがくの議論が行われて、すごく面白かった。

でも、みんな仲良しなのだ。


ついでに少し園内を散策した。

シャクナゲが満開です。

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ぼたん展も行われていました。

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この日は、は楽しい語らいと花の観賞で本当に充実感のある日となりました。

集いの仲間たちとは笑顔で再会を期して別れました。

信頼できる友がいるというのは、やはり人生の宝ですね。


今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます!








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惜別時代を生きる [心の風景]

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哲学の道では、桜が満開、お空は雲一つなく全開!

陽気漂う明るい日の中を手をつないで歩く若者!

彼らの姿に郷愁にもにた気持ちがわき起こった。


私にも遠い遠い昔、青い山脈を越えた時代があって

彼らのように歩いた学生時代があった。

今では、遙か遠い遠い昔、それは確かにあった。


あの頃は、学生運動に明け暮れ、恋人と愛を語り

学友と酒を酌み交わし、夜を徹して語り合った。

生きる意味を問い続けた。

自分の人生を問い続けた。

勉強は、教室より図書館

ニーチェにカント、サルトルにマルクス、ゲーテにヘッセ、

丸山真男に高村光太郎、阿部次郎に西田幾多郎

卒論は、ヘーゲルの弁証法だった。


今は、遙かな人生を学生時代の恋人を妻として歩いてきた。

そして、生に対して永遠の別れをする時代を生きています。

まさに生に対する惜別の歌が聞こえる所まで歩いてきたんだと実感します。

私たち二人の惜別時代です。

この時代は、思い出が遙かな時空をこえて、学生時代に瞬時に連れて行ってくれます。

よみがえる青春がわき上がる感動を連れてきてくれる。

それは単なる思い出ではなく、今も生きた命の叫びのように感じます。

それが惜別時代を生きる人間の”思い出”だと思います。


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やっと訪れた春の盛り!

ヨシガモのカップルもハナイカダの中で、愛をはぐくんでいるようです。

春は、生命の謳歌の季節ですね。



最後まで、おつきあいいただきありがとうございました!



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花の春がやってきたけど・・・・・・ [譲れない想い]

日本には、花の春がやってきた!

日本中がお花見で賑わってきましたね。

それも、多くの海外の人を迎えて派手やかです。

だけど、一方では、国内では能登半島地震で苦しんでいる人たちがいる。

台湾でも大地震が起きました。

さらには、パレスチナ・ガザ地区では、イスラエルの傍若無人な攻撃で

多くのパレスチナ人が餓死寸前の状態に追い込まれています。

人類社会では、まだまだ理不尽さがまかり通っていますね。

人類がみんな平和で豊かな生活を送れる時代が、遙か彼方に消えていきそうです。

それでも哲学の道に集う人々を見ていると、平和な姿に見える。

喜びを享受している人と苦難を背負っている人とが、世界中で分離しているように

感じてしまいます。

目に見えないけど、日本でも児童の6人に一人が欠食児童だという。

心が痛みます。


話は変わりますが、台湾では震災の翌日避難所にテントや食料がしっかりとどいていたという。

フィリピンでも、避難所に家族用のテントが設置され、プライバシーなどが守られていましたね。

ところが、日本ではどうでしょう。

能登半島地震でもテントが設置されたのは、随分後でしたね。

日本は災害被災者への対応が貧弱過ぎる思いがします。

このような災害では、自治体任せではなく積極的に政府が援助に乗り出してほしい。

ボランティア頼みでは、復興も限度があると思います。


春眠暁を覚えずという漢詩がありますが、私は早起きして世を嘆いています。

が、やっぱり花を見るのはうれしい!

哲学の道を散歩しました。


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沿道の民家の桜

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服装も花盛り

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道端でも、野草が生き生きとしています。

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木瓜の花も負けてはいません。

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白い椿が神聖な感じを与えてくれます。

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季節は周り、どんなに冬が厳しくとも春は必ずやってくる。

人の人生は、それがいえないけれど、花を愛でる春の心忘れずに生きたいものです。


最後までおつきあいいただき、ありがとうございます!







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天上の故郷 [故郷]

京都でも開花宣言がなされました。

今年は、例年になく遅い開花です。

桜は、春の象徴のような気がしますね。


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でも、私には春は、空からやってくるように感じます。

春は、空から冬枯れの木々の上にふんわりと!

それを眺めている私たちの心も体も温かくなる。

春は、1年中で一番、心が踊る季節です。

空を眺めていると、中島みゆきさんじゃなくても

この空を飛べたらと思う。

彼女は「こんなにも、こんなにも 空が恋しい」と歌っています。

確かに人は、地上の故郷と共に天上の故郷を持っているのでしょう。

地上の故郷は、人それぞれですが

天上の故郷、空は人類共通の故郷ではないでしょうか。


そんなことを考えながら、写真をアップしました。

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私の気持ちが少しは、感じていただけたでしょうか?

最後までのおつきあいありがとうございます。






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住民が植物園を守りぬいた! [譲れない想い]

先日京都府知事が公式に植物園隣接の1万人収容のアリーナ建設をやめると発表した!


京都府の当初計画は、府立大学の体育館の建て替えに関して

1万人収容のアリーナを建設し、近隣3大学と共用で一般も使えるものにし

併せて植物園内に飲食店街やイベントが出来る野外ステージをつくるというものでした。

つまり、植物園を公園化しようという計画です。


これを知った住民や大学関係者等が反対運動に立ち上がり、署名活動を広げてきました。

まだいろんな課題が残ってはいますが、住民運動の大きな成果です。


植物園には、絶滅危惧種など貴重な植物も沢山あり、100年という歴史が作り出した

素晴らしい風景もあります。

まさに、府民の憩いと学びの場所です。


植物園でも今年もやっと桜が咲き始めました。

これから1年で一番賑やかになります。


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修善寺寒桜がすごくきれいです。

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エレガンスみゆき

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こちらは桜だけではなくて、雪割草が可憐な花を咲かせていました。

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いよいよ春の到来で、花々が元気に開く季節になりましたね。

私にとっても、つらい寒さから解放される季節は、大歓迎です。

春は、生きてることの喜びを感じさせてくれます。

さらに戦争のない国に住んでることも大きな喜です。

ウクライナやガザの事を思うと平和であることの喜びをかみしめられます。

一日も早く戦争もテロもない世界が実現してほしい!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!




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裏金自民党政治には、もう怒り心頭です。 [譲れない想い]

確定申告を提出するために、税務署に出かけた。

昨年と比べて、寒い日だった。


確定申告で思うのは、今国会を賑わしている自民党議員の裏金問題です。

多額の金を闇に動かしていながら、誰も責任がないような、あり得ないことが

平然と語られているのには、恐ろしさを感じます。

政治資金規正法では、5年以下の禁固か100万円以下の罰金となっていて

明らかに犯罪ですよね。

政治資金でないとすれば、これは脱税です。

でも、警察も国税局も何もしないという、こちらもあり得ない事になっています。

すなわち、したい放題!


さらに懇親会では、過激ダンスショ-で、口移しチップ

本当に自民党は、倫理的にも法的にも壊れているように思えます。


壊れているといえば、申告の途中に毎年きれいな花を咲かせる桜の木がある。

それが今年は、伐採されてない!

建物が売却されるためなのか、理由は不明

寂しい思いがします。

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我が家では、遅まきながらクリスマスローズが咲きました!

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木瓜のつぼみが膨らみ、もうすぐ開花です。

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散歩道で、冬枯れの枝の隙間に南天が印象的

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沿道の民家でも、紅梅が咲いています。

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こちらは、紅白と黄色の調和がきれい。

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椿と松の組み合わせがなぜかいい感じがします。

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疎水の土手には、つくしが、元気に立ち上がっていました。

まさに春の到来を感じます。

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沿道の緑も目にまぶしい

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いよいよ春の到来ですね。

まだまだ寒いけど、春は必ずやってくる。

風景を眺めているだけでは、平和でのごかな感じですが、

政治は、危険な方向へひた走りしているようで、こちらは暗い気持ちになります。

共に春ののどかな気持ちになれるといいのになあとつくづく感じます。


最後までお読みいただきありがとうございます。





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「遅刻しないためにはどうするか」に思う。 [世情]

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日差しに春を感じながらの散歩は、本当に心地よいものです。

風は、まだ冷たいけど、それが一層小春日和を引き立たせてくれるこの頃です。

赤い椿も元気に咲いています。

まさに散歩日和です。


ところで、先日SNSで見つけた小学生の遅刻についての記述に下記のようなのがあった。

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                  (ネットより借用)

思わず笑ってしまった!

おばあちゃん思いの優しい小学生ですね。


が、

ふと気になってしまいました。


遅刻の原因が、「寝過ごした」ので遅刻しないためには、「寝過ごさない」。

「道草をした」ので「道草をしない」だったら、努力しなさいですむと思うのですが、

上記写真の遅刻しない対策は、ちょっと異質なものが含まれていいるので心配です。

それで、これを見た先生は、どんな指導をしたのだろうか?と疑問が浮かんだ。

この写真をアップしたのは、先生だと思いますが、私が最初感じたように

面白くてアップしただけだとしたら、不安が残ります。

実際は、どうだったかは、うかがい知ることは出来ませんが

やはり、このような記事をアップする場合、

重要な内容を持っているだけに、事後の指導も含めて添付してもらいたいと思います。


うだうだ考えているばかりでは、どうしようもないので、散歩に出かけます。

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空には月と飛行機がお散歩です。

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白梅が満開のお家がありました。

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水辺では、サギが、遊んでいます。

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道沿いの家のお庭には、

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椿が満開です。冬景色に色を添えてくれています。

心の和む風景です。

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花屋さんには、さすがに花盛り!

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散歩の後は、ご近所さんからお茶会のお誘いがありお隣さんと一緒に出かけました。

玄関を入ると、おひな様がお迎えしてくれました。

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よく見かけるひな人形からすると、随分大きなおひな様です。

このお家は、文化庁の「登録有形文化財」の指定を受けているだけに

しっかりした木造の白壁作りです。

南側の庭に面した部屋で紅茶に手作りのケーキ、抹茶に茶菓子たっぷりいただき

楽しい一時を過ごすことが出来ました。

ご近所どうしのお茶会がまた、情報交換の場でもあり、話が弾みます。

今日も私たちにとって、楽しい一日でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。











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今年で開園100周年、貴重な存在に! [京都の風物]

京都府立植物園は、今年1月で100周年を迎えました。


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●その園の概要-Wikipediaより-


   ”京都府立植物園は、日本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に

  開園した。

  1946年(昭和21年)から12年間は連合国軍に接収され閉園を余儀なくされたが、

  1961年(昭和36年)4月に再開した。


   園内には観覧温室のほか、正門花壇、はす池、ばら園など20ほどのエリアがあり、

  面積240,000m2 (24ヘクタール)の広大な敷地にテーマ別に約12000種類、

  約12万本の植物が植えられている。

  日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。

  北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。


   一般の入園料は200円、高校生は150円、年間パスポートも販売している。

  温室への観覧料は別に一般200円、高校生150円となっている。

  小中学生や70歳以上の高齢者などの入園は無料であり、年70万人を超える入園者数は

  日本の公設植物園で最も多い。

  アピールポイントとしては、植物12000種類、12万本の植物栽培と展示、

  品種の保有・展示は国内でもトップレベルなどとなっている。”



 個人的には、この園の最大の特徴は、70歳以上の人は、すべて入園料は無料という点です。

他の府県などの園では、県内在住者など限定しているところが多いが、京都府立植物園では

府外の人も海外の人も、70歳以上の人は、みんな無料で入園できるのです。

もちろん、障害者はも無料です。

入園者も昨年は80万人を越えたそうです。


そんなこともあり、私も訪れました。


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南天の写真がうまく撮れました。

なんかいい雰囲気と自画自賛してます。

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実は、梅の花を見に訪れたのです。

が、これはロウバイです。

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こちらが紅梅


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梅園のそばのメタセコイアの冬枯れの風景がすごく印象的でした。


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寒かったけど、天気はよくて楽しく過ごせました。

このあと、園内の藤棚のしたで、親しい友人と6人で午後一杯楽しく歓談しました。

なんか充実感のあるよい一日となりました。

これから、暖かくなったら、ちょくちょく訪問したいと思っています。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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大震災の中で [心の風景]

能登半島の大震災が発生して、はや1ヶ月半すぎたけど
未だに断水など復旧が遅々としているように思えてなりません。
この寒さの中で耐えている避難者の方々を思うと人ごとではありません。
私は「新潟県中越地震」での「山古志村」の人々の対応を思い出します。
2004年10月23日17時56分、地震発生
以下はウエザーニュースからの引用ですが簡単によくまとめられているので借用です。
  『震源に近い山古志村は震度6強を記録し、さらに断続的な余震に襲われました。
  人口約2100人の村は死者5人、負傷者25人、全壊622棟の被害を受け、
  村内では地滑り329か所が発生して道路は寸断され、村は孤立しました。
  震災から2日後の10月25日、山古志村は避難勧告を避難指示に切り替え、
  全村民はヘリコプターで長岡市内の8か所の避難所に運ばれました。
  当初はヘリから降りた順に避難所に入りましたが、10日後に村内にある14の集落ごとに
  組み直し、日頃の人間関係のつながりをくずさず、集落単位にしたことで
  村民に安心感が出てきました。
  当時の長島忠美村長が「帰ろう山古志へ」というキャッチフレーズを打ち出しました。
  避難所から移った仮設住宅でも集落単位で入居し、そこに村役場や農協の店舗、
  郵便局も移ってきて村民たちの帰村への思いが募ったといいます。
   震災から半年後の2005年4月、山古志村は長岡市に編入合併されました。
  旧村民の「帰ろう山古志へ」という願いは変わりませんでした。
  長岡市郊外の仮設住宅で暮らす主婦たちは、近隣の農地を借りて
  「畑の学校」という営農グループを立ち上げ、地場野菜を生産して販売したり、
  郷土料理をつくりました。「いきがい健康農園」という市民農園をつくり、
  営農も始めた人たちもいました。
  仮設住宅でも村で暮らしていたときのように生活することで、
  帰村に向けて営農意欲を維持することができたのです
  震災から3年2か月後の2007年12月、旧山古志村で「帰村式」が行われました。
  地震発生時の7割にとどまりますが、全集落の約1400人が帰村しました。』
地域社会の連帯の姿を教えられました。
「帰ろう 山古志へ」のスローガンには、目頭が熱くなる思いがしました。
当時の村長さんの指導力にも感動しました。
能登半島のみなさんも力を合わせ、故郷の復興をみごと成し遂げてほしい。
さて、私の日常ですが、ささやかなことが楽しみになりました。
庭の紅梅が咲きました。
ほとんど日の当たらない場所なのにしっかり花を咲かせて元気です。
そばでは千両がの実も。
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午後のテーブルのスタンドが日の光を受けて、まるで点灯してるような穏やかな感じ!

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散歩に出ると出会うのは、沢山の実を未だに付けたマユミ

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疎水の土手には、ひっそりとリュウノヒゲ

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華やかなのはひとり山茶花

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日本画のような写真が撮れた。

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店頭では、雀が餌を待ちかねて寄り集まっている。

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散歩道では、小さな男の子がペタルのない自転車に乗り、大はしゃぎ!

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まるでブラウニングの詩ではないけど「世は事もなし」という思いがします。
これが一番の幸せなのかもしれません。
世の中、戦争や災害で塗炭の苦しみの中にいるときに
方や、のどかな日常生活を楽しんでいるということに、申し訳ない気分です。
世界中のみんなが、のどかで平和な生活が出来ることを願ってやみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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繰り返し消えずによみがえる「ぬくもり」 [心の風景]

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哲学の道を毎日のように散歩していると

いろな人とお近づきになり、交流が始まる。

それは、ある意味、いろんな人生との出会いでもあります。

なかには、地域の隅々まで知り尽くしているような方にも出会います。

そこで、いろんな人の人生が聞ける。


さらに、出会いは人だけでなく、犬たちとの出会いも楽しい。

突然すれ違った小型犬に吠えられてびっくりしたり

大型犬がしっぽを振って愛想よくすり寄って来られたり

老齢でもう歩けなくなり、乳母車でお散歩という姿もある。


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なかでも、私のお気に入りは、16歳の柴犬

歩き方からして、ヨボヨボな感じ。

それぞれの前足と後ろ足を同時に出して歩くのだ。

普通は4本足をばらばらに動かして、軽やかに歩くのですが・・・

だから、遠くからでもその柴犬はすぐわかるのです。

散歩が大嫌いな犬で、抵抗して歩こうとしないこともあります。


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エアコンの下が大好きなのだが

能登地震があって以来は、テーブルの下で寝るようになったという。

賢い柴犬です。


私も以前、甲斐犬を飼った事があります。

ある雨上がりの朝、玄関の前に、震えながらヨロヨロと、どこからともなくやってきた。


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飢えているようだったので、食物を与えたら、それっきり住み着いた。

ポロと名付けたその犬は、一時も離れたくないとばかり、私から離れようとしなかった。

広い庭を走り回り、芝生の上で、よくたわむれたものだった。

でも出会って27日目に交通事故に遭い、悲しい事になってしまった。

で、庭の隅の銀杏の木のそばに埋めて墓標を作った。


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本当に印象深く、愛おしい犬でした。

私も大泣きしました。


ポロと戯れ、抱きしめた時のポロのぬくもりが手に残った。

それが今でも犬に触れると手によみがえり、ポロを思い出す。

この手の「ぬくもり」は、私にとってポロの形見です。

ポロと生きた証です。

以来、生き物は飼っていません。


死別の悲しさでポロの姿が脳裏に焼き付きました。

愛犬を飼っている人は、みんな同じような気持ちや経験があるのではないでしょうか。

生きるということは、素晴らしい事ですが、すごく悲しい事もあります。

それが私たちの心を豊かにしてくれるのではと思います。




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