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惜別時代を生きる [心の風景]

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哲学の道では、桜が満開、お空は雲一つなく全開!

陽気漂う明るい日の中を手をつないで歩く若者!

彼らの姿に郷愁にもにた気持ちがわき起こった。


私にも遠い遠い昔、青い山脈を越えた時代があって

彼らのように歩いた学生時代があった。

今では、遙か遠い遠い昔、それは確かにあった。


あの頃は、学生運動に明け暮れ、恋人と愛を語り

学友と酒を酌み交わし、夜を徹して語り合った。

生きる意味を問い続けた。

自分の人生を問い続けた。

勉強は、教室より図書館

ニーチェにカント、サルトルにマルクス、ゲーテにヘッセ、

丸山真男に高村光太郎、阿部次郎に西田幾多郎

卒論は、ヘーゲルの弁証法だった。


今は、遙かな人生を学生時代の恋人を妻として歩いてきた。

そして、生に対して永遠の別れをする時代を生きています。

まさに生に対する惜別の歌が聞こえる所まで歩いてきたんだと実感します。

私たち二人の惜別時代です。

この時代は、思い出が遙かな時空をこえて、学生時代に瞬時に連れて行ってくれます。

よみがえる青春がわき上がる感動を連れてきてくれる。

それは単なる思い出ではなく、今も生きた命の叫びのように感じます。

それが惜別時代を生きる人間の”思い出”だと思います。


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やっと訪れた春の盛り!

ヨシガモのカップルもハナイカダの中で、愛をはぐくんでいるようです。

春は、生命の謳歌の季節ですね。



最後まで、おつきあいいただきありがとうございました!



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