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太陽はひとりぽっち [映画]
日に日にコロナは猛威をふるい、感染者はうなぎ登りで先が見えない!!!!
もう、みんなうんざりしてると思う。
コロナ感染が気になって、映画館にも足が向かない。
冬の夜長に好きで勝ったDVDの映画でも見ようかと考えた。
何回見ても飽きの来ない映画は「太陽はひとりぽっち」
アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティ
二人とも大ファンの俳優です。
この映画の原題は「日蝕」なんだけど
日本では「太陽はひとりぽっち」というタイトルになった。
映画の日本でのタイトル付けは、外国でも人気があるとのこと。
その典型な例のひとつがこの映画だと思う。
おまけにこの映画の音楽がまた最高に好きです。
トラック版はここ
主題歌はイタリアの歌手ミーナ・マッツィーニ
ミーナの歌はこちら
この映画はミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画で
彼の「愛の不毛三部作」の三番目の作品といわれている。
「情事」と「夜」に次ぐ作品です。
製作が1962年(昭和37年)で、まだカラーではなく白黒映画です。
それでも、古さを感じさせないし、独特の世界があります。
まさに超懐かしの映画です。大事にしてます。
音楽も未だに色あせた感じが全くなく、何度でも聴きたくなる。
皆さんにもお勧め、DVDはアマゾンで入手できます。
「同志少女よ、敵を撃て」について [本]
友人が熱を込めてすすめる「同志少女よ、敵を撃て」という本を買って読んだ!
確かに面白いし、考えさせられる。
約500ページの長編がなぜか短く感じるくらいだった!
ソ連の狙撃兵の作品を日本の作家が書いたという点でも興味深い本だった。
以下は友人の推薦のことば!
日本の作家が独ソ戦を真っ正面から取り上げた長編小説。
ソビエト時代のロシア人の世界をよくここまで調べ上げたものだ。
多数の資料に当たっている。
文章は練れていて戦争描写は精密で、戦車戦、狙撃兵の息詰まる活動など臨場感に溢れ、
また、スターリン体制下、複雑なソビエト社会の実情にも分け入り、
うら若い少女たちの心理描写もしっかりしている。
文句なしに面白く、息もつがずに読ませてくれる。
第二次世界大戦はもちろん、人類史上最大規模と言われる独ソ戦。
1941年6月、ソビエト西部国境全線に亘ってドイツ軍機甲化部隊と空軍がなだれ込み、
独ソ不可侵条約に油断していたソビエト軍をなぎ倒しながらあっという間にモスクワ、
レニングラードに迫った。
モスクワはかろうじて防衛されたが、第二の大都市レニングラード(現サンクトペテルブルグ)は以来、
900日間の包囲戦に耐え、100万人の戦死者(ほとんど餓死者)を出したとされる。
(ショスタコーヴィッチは包囲下のレニングラードで第7シンフォニの作曲に着手し、「レニングラード交響曲」として戦うレニングラード市民に献げた。
マイクロフィルム化されたその楽譜は密かに国外に持ち出され、アメリカでトスカニーニ指揮で初演、
全世界に放送された。
包囲下のレニングラードでの初演にまつわる逸話も感動的!
この有名な曲のメロディが武田薬品のテレビコマーシャルに使われていたことがある。)
1942年末、
南部の工業都市スターリングラード(現ヴォルガグラード)に突入したドイツ軍と
ソビエト軍との間では、空爆と戦車の砲撃で廃墟と化した市街で
文字通り一寸の土地を争う市街戦が戦われたが、
1943年冬のソビエト軍の反抗で30万人のドイツ軍が包囲されて降伏し、
独ソ戦の帰趨は決まった。ドイツ軍の敗退が始まり、ベルリン陥落に至る。
スターリングラード戦を舞台に狙撃兵の少女たち(誰もがドイツ軍に肉親を皆殺しされた不幸を背負っている)の活動が本書のテーマである。
独ソ戦争は「絶滅戦争」だった。
ユダヤ人とロシア人は劣等人種であり、地上から抹殺する、
何をしてもかまわないというナチの方針下で行われたドイツ軍の市民への蛮行の数々、
復讐心に燃えたソビエト軍の報復(それはドイツ領土に攻め込むや一般市民にも向けられた)、
報復心を煽る作家イリヤ・エレンブルグ(この作家の意外な側面を知る)。
第二次大戦でのソビエト側の戦死者2700万―3000万人。
ドイツ軍900万人。
まさに史上空前の絶滅戦争だった。
ちなみに日本人の戦死者310万人(軍属230万人 市民80万人)。
物語は後半、ドイツの古都(要塞都市)ケーニヒスベルクに移り、意外な展開を見せる。
800m先の敵兵の頭をスコープ付きの銃で狙撃する少女狙撃兵たちの物語りだが、
少女たちの正義感と友情が作品全体を温かいものにしている。
なお、昨年ベストセラーになっていた「独ソ戦―絶滅戦争の惨禍」(大木毅 岩波新書)は
この戦争の実態をリアルに描き出していて読み応えがある。
この「独ソ戦-絶滅戦争の惨禍」を読んで、「同志少女よ、敵を撃て」を読むと
作品の理解が深まると思います。
みなさまにも超お勧めの一冊です。
(カフェで会った仲がよくて、お行儀も良いシベリアンハスキー犬)
年のはじめにおもうこと [ぶらり生活]
明けましておめでとうございます!
(吉田神社)
今年の始まりは、日本海側では大荒れの天気で始まりました。
京都でも、元旦の朝は、雪景色でした!
すごく珍しいことです。
今年は、珍しいことが沢山起きる気配をかんじますが
私達にとって、良い珍しいことが、続いて欲しいと願います。
昨年末、NHKのドキュメントで「中村哲さん」の報道がありました。
こうして、見ていると、中村哲さんの業績の偉大さに改めて感動しました。
私もささやかながら、ペシャワール会に寄付をしてきましたが
こんなことなら、もっとしておくべきだったと感じました。
中村哲さんをおそった悲劇は、本当に悔しい。
でも、アフガニスタンでは、国葬をしてくれましたね。
アフガニスタンの国旗に包まれた中村さんの柩をガニ大統領が自ら担いで
日本に向かう空港まで送ってくれましたね。
また、記念切手も出しました。
アフガニスタン政府の態度にも感動しました。
その後、政府は変わり、タリバンが支配するようになりました。
タリバン政府は、中村さんの業績をどう評価しているのでしょうか?
まともな政府なら、必ずその業績を引き継いでくれるでしょう。
私は、中村哲さんのような、日本人がいたことを誇りに思います。
年の初めに花を添えたいとおもいます。
(真弓)
(アマリネ)
最後は、清楚なバラで締めくくりです。
最近、思うのだけど、あと何回新年を迎えられるのだろうか?
今年でおわりになるかもしれないなあと年頭に一番に思うことでした。
来年も、年頭の喜びを書けるように、頑張って生きて生きたいと思います。
皆さんにも、良い年になりますよう願っています。