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中秋の名月を眺めながら [風景]
今夜は、中秋の名月です。
夜中、床につく前に、ベランダに出て、月を眺める。
中天に光り輝く月光に風景が照らし出されている。
白い雲がたなびき、空には薄青く、
家々の屋根の向こうに山の稜線がくっきりと見える。
柔らかな光に包まれて、すごく落ち着いた気分になる。
日常の多忙さに忘れていたものを思い出させてくれるようです。
月光は、なぜか私の心を孤独で包んでくれる。
生きてることの意味を教えてくれているようだ。
退院して、久しぶりに哲学の道を少し散歩した。
すごく、この道が懐かしく、愛おしくさえ思えた。
生きてることの喜びを感じさせてくれる。
目に映るすべてが、待っていたよといってるように思えた。
百日紅が、まだ元気に迎えてくれた。
真弓の実もたわわに実り
紫式部も実を色づかせてきた。
途中、老犬のハチに合った。
人間の歳で言えば80代の老犬で、散歩が嫌いなのだ。
飼い主が引っ張って散歩させようとするが、帰ると頑張って歩かない。
飼い主さんがあきらめて、じゃあ帰ろうというと、やっと立ち上がり歩き出す。
しかし、その姿は、見るからに老犬歩き、前足と後足を左右それぞれ同時にだす。
しかも後ろ足は、少し左右に開き気味なので、見るからにヨボヨボ歩きだ。
家では、クーラーの部屋から出ないそうだ。
何下身につまされる思いがします。
哲学の道の掲示板、朝日がさしこみ一部赤く染めている。
道では、沿道の人たちがそれぞれ自宅の周辺の落葉の掃除をしている。
おかげで、私たち散歩者は、きもちよく歩ける。感謝です。
琵琶湖疎水に映る風景がきれいだ。
光を水面が反射して、絵画のようです。
帰り道、銀閣寺呼交差点で、女性の方がたった一人でスタンディングをしていた。
強い意志と勇気が無ければ、なかなか出来ないことです。
ステッカーは、自分で書いたという。
熱意に脱帽です。
女性の方の方がはっきりものをいう人が増えてきたように思われます。
社会的にいろんな面で女性は差別にあっています。
差別を無くそうという運動が世界的に広がってきています。
差別などに頑張って闘っている人たちに頑張れと声援を送りたい。
命拾いして病院から出てくると、世界の見方が変わってきたように感じます。
生きてること、ただそれだけで幸せな気分になるのです。
最後までおつきあい、ありがとうございます。
これからも、よろしく!!!