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峠の向こうに見えるのは・・・ [人生の峠]
暖かな日差しを浴びて
鴨川の流れは、千年の夢を乗せて絶え間なく光り輝いています。
鴨長明はもとより、歴史に名を残した多くの人、はたや源氏物語を書いた紫式部も
眺めたであろう川面に思いを重ねたくなります。
昨年来ベストセラーの和田秀樹さんの「80歳の壁」を買った。
面白い内容だった。
書かれたことがすべて納得ということでは無いけど、老後を楽しく生きるすべを学ぶことが
できて、勉強になった。
肩の荷が下りた思いがしました。
壁を越えていく方法3選
①3つの我慢をやめる。
②自分の昔と引き算で考えない。
③楽天的に生きる。
①の我慢とは、薬の我慢、食事の我慢、興味あることへの我慢
②では、あれが出来なくなった、これができないと出来ないことを嘆くより
まだ、出来ることに眼をむけて実行する。
すなわち、老いを受け入れ、出来ることを大事にする。
③では嫌なことは我慢せず、好きなことだけをするということ。
嫌なんだけど、長生きのために我慢する必要は無いというのです。
たくさんの事例などを書いてありますが、まとめて言えば、こんなところでしょうか。
とにかく、私はこれを読んでスッキリしました。
おすすめです。
話は戻りますが、こんな良き日は、友人と自然の中で語り合うのが一番です。
壁を越えた友人、これから壁を越える友人、との語らいは実に楽しい!
植物園の藤棚のしたで6人で午後のひとときを過ごしました。
クスノキの並木道
燃え立つようなバラ
バラ園
バラ園では子供たちが熱心に写生!
時折々に植物園に集って歓談が出来る友がいると言うことは、人生にとっての宝のように思えます。
心を開いて、気兼ねなく語り合える友達は、壁の向こうでは、特別の意味を持ってくると思います。
80歳の峠から見える景色は、病苦など苦界の漂う風景か、それとも桃源郷か
いずれを見ることが出来るかは、それぞれの生き方にかかっているように思われてなりません。
今は子供であっても、いつか必ず壁に出会う。
みんなが壁の峠の向こうに桃源郷を見ることが出来るように願いたいものです。
今日は、なんだかとりとめも無い話になりましたが、読んでいただき
ありがとうございます。