今年もいよいよ師走に入った1日に一人で真如堂に散歩に出かけた。

紅葉の季節としては、少し遅いのであるが、未だ観光客で賑わっていた。
紅葉の最盛期のような混雑は、すでに過ぎてしまっているので、
みんなのんびりと観賞している。

若いカップルに話しかけてみたら、返ってきたのは中国語だった。
団体客は言うに及ばず、こうして個人の観光客も中国の人たちが多いようだ。
お互い片言の英語でなんとか少し通じたようだ。
新婚旅行で日本にやってきたらしい。

ここにいる人たちの半分以上が中国の人たちでは思うほどである。
聞こえてくる話し声の8割ほどが中国語だ。
自分が中国に来ているような錯覚さえ感じる。
国同士では、ぎくしゃくしているが、彼らはすごく友好的である。

























あま酒も大人気のようである。









寺院の一つで『かふぇ 水琴窟』ってのがあったので、
あま酒ではなく、コーヒーを飲みたくて立ち寄った。









こちらは、日本人ばかりで、庭の山茶花や松の木等を眺めながら、のんびりした。
静かな寺院の庭に水琴窟がある。
コーヒー・紅茶(クッキー付き) 400円!
心安まるカフェである。



帰りに正門を眺めると、夕日に照らされて、一層紅く輝いていた!
観光客のほとんど姿が見えなくなった真如堂を後にした。
風が急に冷たくなって、師走の雰囲気になっていた。