最近、自分の老後のユートピアと現実はだいぶずれてきたような気がします。


老後は、山里の一軒家、雑木林に囲まれ、すぐそばに小川が流れ、川向こうに集落

日当たりの良い南向きの土地に大きな庭とそれにつずく畑

テラスのある平屋の木造住宅、妻と甲斐犬と猫一匹。

春はつくしを狩り、山桜を愛でて、庭には花々が咲きにおう。

夏は林の新緑を楽しみ、妻と愛犬とで畑仕事

お昼は、木陰でボンボンベット、愛犬を横に昼寝を楽しむ

秋には、紅葉の川原でバーベキュー

冬は、薪ストーブで暖かいへやで音楽を聴きながら雪景色を楽しむ。

のんびりと晴耕雨読の生活を送りたいと思っていた。


ところが、私のブログの「死の迎え方」のページに

しゅんさんのコメントが書き込まれた。


  『「ヒューマニエンス」見ましたよ。

   病気になってから畑作の生活が多くなり、人との会話が少なくなりました。

   13年目を迎えます。

   しゃべる相手は烏骨鶏と亀です。あと山の生き物たちです。

   住職より曹洞宗のお経を進められ。日々読経をしています。

   生死のことよくわかってきたような気がします。自然とでる言葉はお経そのものになりました。

   秋の移ろいの写真・・・いいですね とっても ありがとうございます。また来ますね。

    by しゅん (2023-12-02 06:28)  』


まるで私の老後ユートピアを生きてるような方のようで、すごく感動しました。

私は今、不治の難病を抱えて医者通い。

山里の生活にあこがれながら、町住まいです。


紅葉を求めて、真如堂に出かけました。

ここには、向井去来の石碑

「涼しさの 野山に満つる 念仏かな」があります。

道々南天の美しさに目を奪われました。




真如堂の門、多くの観光客でにぎわっていました。



紅葉の庭に振り袖姿は、すごくいい雰囲気です。



もみじの紅葉と銀杏の黄色が美しさを引き立たせています。



三重の塔









本堂



休憩所



境内の坂道



海外からの観光客も沢山来ていた。

国際色豊かな会話が飛び交っていた。

帰り道、皇帝ダリアの勇姿を見つけた。



自分ながら感動的な一枚だと思っています。

でも、やっぱり山里の紅葉を眺めたい。

静かな山里で、過ごしてみたいのです。

皆さんは、どう思いますか?

いよいよ師走

なにか心忙しい時期になりましたね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。