今年もまたお盆がやってくる。

故郷のお盆は、子供の頃とは、大違いで静かなものになった。

子供の頃は、集落ごとに共同墓地があった。

大概は、高台の見晴らしの良いところである。

私の生家の墓地も集落の家々が見渡せる丘の上にある。

墓地には大きな松の木が数本あり、セミの声が満ちていた。

お盆の夕方になると、墓地は人であふれた。

他方に出た人も帰省し、みんな総出で墓墓参りにくる。

集落の人たちが一堂に会し、話に花が咲く。

子供達は、花火に興じ、

年に1度の賑やかな憩いの場となる。

夕暮が近づくと家々は、庭で松の根を燃やし迎え火を

16日には、今度は送り火を焚く。


もう見ることもない懐かしい風景である。

今では共同墓地も荒れ果てて、それぞれが家の墓を独自でもったり

お寺の納骨堂に変わってしまった。


京都では、3年ぶりに大文字で代表される五山の送り火が完全復活です。

これは観光行事ではありません。

先祖の事を思い、自分の人生を振り返る機会にして欲しいと思います。


朝の散歩道で、この猛暑に中で、きれいに咲いているバラを見かけます。

前回に続いて、6月の撮影した和名のバラをアップしました。

暑さに負けず、災害に負けず、強くたくましく生きたいですね。





金閣




宇多野




大原女




紫野




花嫁




王朝




秋月




聖火




賛美




連弾




うらら




花音




花見川




安曇野



いかがでしたか?

バラに元気をもらえたら幸いです。

良きお盆をお過ごしください!