どうも気候が狂ってしまったようだ。

6月から猛暑が続き、屋外で作業される方には文字通り酷暑です。

梅雨明け宣言がでたかと思ったら今度は大雨続きです。

熱中症警戒警報!

大雨・洪水警報!

など警報、注意報が連発

さらに、もううんざりなんだけど、コロナ感染が

また、増加に転じていますよね。

なにやら気が晴れません!


妻が鏑木展に行きたいというので、出かけた。


平安神宮の大鳥居の近くに京都国立近代美術館があります。





美術館前




鏑木展のリーフ







京都国立近代美術館のホームページの記事を紹介します。

-----------------------------------------------------------------------------------------------



 令和4(2022)年は、上村松園と並び称された美人画家として定評のある

鏑木清方(1878-1972)の没後50年目にあたります。

本展は、それを記念して約109件の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展で、

当館では初めて、京都でもこの規模の回顧展は実に45年ぶりの開催となります。

 江戸の面影を色濃く残した東京に生まれた、生粋の明治東京人たる清方は、その生涯にわたり、

江戸や東京にまつわる作品を多く残しました。

その中の代表的な作品が、長らく行方が分からなくなっていて、

平成30(2018)年漸くすがたを現わした《築地明石町》です。

本作品は、清方の代表作というだけでなく、近代日本画壇の美人画の最高峰に位置付けられてもいます。

同時に現われた《浜町河岸》《新富町》とあわせて東京国立近代美術館の所蔵となったことから、

同一法人内の美術館である当館でも三部作の全会期展示が実現!

また、江戸・東京の風俗画だけではなく、戯作者であり、毎日新聞の前身にあたる東京日日新聞の創刊に関わった

父・條野採菊の影響により幼い頃より親しんだ文学、芝居、歌舞伎、落語に取材した作品でも知られる清方の、

《一葉》《野崎村》も会期中ずっとご覧いただけます。

 美人画だけではない清方の全貌を、ご堪能ください。


----------------------------------------------------------------------------------------------


館内に入ると、まずは作品の多さに圧倒された。

しかも、細部まで書き込まれた筆遣いは、おどろきでした。

美術館の貫禄躍如たるものがありました。

でも、さすがに疲れました!

本とハガキを少しかって、満たされた気分で帰路についた。

自宅の最寄りのバス停で下車したとたん、大雨に襲われました。

なんか劇的な一日になった気分です。



               築地明石町




                   十一月の雨



美術館の4階窓から




向かいに見える建物は、京都市京セラ美術館です。



本はずっしりと重く、見応え、読み応えのある本で

編集者の力のいれ具合がうかがえます。

しばらくは、じっくり楽しむつもりです。