最近毎日のようにニューズに登場するウクライナ問題
確かに他国に対して武力で攻め入ったロシアは、非難されるべきであります。
国と国の問題では、明らかにロシアは、国際法を犯しており、許される事ではないと思います。
しかし、個人のレベルで考えると、だからといってただちにウクライナを応援する気になりません。
戦争は、相互の国が行う人殺しです。
民間人が被害を受けるのは、避けることが出来ないと思います。
さらに、国土は破壊されます。
生活はめちゃくちゃになります。
私は、武器を持って戦うことに反対です。
先日の朝日新聞の4月15日付け「耕論」「戦うべきか 否か」で
映画監督の想田和弘さんが、書いていることに心を打たれました。
その一部を以下(括弧内)で引用してみました。
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冒頭に「たとえ戦争になっても、私は銃を取りません。」と宣言して
「攻められたからといって応戦すれば、相手も応戦し、暴力の連鎖が始まります。」
「今のウクライナを見てもわかるでしょう。町や村が破壊され、大勢の人が死んでいく。
これは取り返しがつきません。侵略者を駆逐できたとしても、国がめちゃくちゃになった後では、
元も子もない。」
「国の指導者が一切交戦しないことを決断し、国を挙げて組織的で徹底した非暴力・不服従の
抵抗を呼びかけた方が、国や民を守れる可能性があるのではないか。」
「逆に、武力行使を選べば、自国の政府も全体主義に傾き、個人の人権よりも国益が
優先され、個人は国のために命を差し出せということになります。
それが戦争です。」
「武器を取るか投獄されるかを選ぶなら、とても嫌ですが、私は投獄を選ぶでしょう。
侵略者と戦時下の自国政府のどちらかを恐れるべきか。
どちらも怖いことですよ。」
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私も今のウクライナの状況を見ていると、つくづくそう思います。
そして、いつも犠牲になるのは、子供、高齢者、障害者、病人をはじめとする
市民です。
今、日本でもウクライナ問題を機に、自衛隊の増強や憲法改定の議論が始まっていますが
私は、想田さんが言われるような国の指導者、非暴力と不服従を呼びかけるような国政を
心から希望します。
以下は、お口直しに一緒に楽しみましょう。
ニリンソウ
京都府立植物園
リキュウバイ
シャクナゲ
シダレレンギョウ
キンカチャ
ライラック
クレマチス
正面の山は、比叡山
晴れやかな気分になれたでしょうか?
花は、人の心をいやしてくれますね。
きれいな国土をみんなの手で守りたいですね。
どうかよろしく!