2016年5月8日(日)

なんともすがすがしいいい天気なので
『当神社は、国家国民の安穏と世界平和をご祈願する守護神であるとともに、
厄除、縁結、安産、子育、交通安全など人々の暮らしを守る神さまです。』
という下鴨神社に出かけた。
この神社は、正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といい、
京都は鴨川を中心に町づくりがなされ、鴨川の下流にまつられている
お社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがも)」と親しくよばれている。
東西の両本殿はともに国宝に指定されている。












                       (本殿入り口)


本殿の正面から見て
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) 西殿
玉依媛命   (たまよりひめのみこと) 東殿
と並んで祭られているが撮影禁止である。

賀茂建角身命は、古代の京都をひらいた神さまだとか。
山城の国一宮として京都の守護神としてまつられているらしい。
平安京を作るに当たって、まず当神社に成功のご祈願が行われ
以来、国民の平安をご祈願する神社と定められました。



で、平和を祈願してると言うけど、今問題になっている戦争法に対して
どういう態度を表明しているのだろうか?

まあ、それはさておき、建物は、国宝だと言うことで見学した。
昨年4月が式年遷宮だったということで、その関連行事が今も行われている。



その一つである『お白石持神事』が今日まで行われていたので参加した。
おにぎりほどの大きさの白石を二つもらって、神殿のそばまで運んで敷く。
其れがすむと神酒が振る舞われるのだ。
これ、めちゃ美味しかった(笑)





お白石持神事とは、
21年に一度の正遷宮の時に合わせて、本殿垣内に御祓いをすませた白石を
元に戻す神事のこと。
これは古代の磐座の再現で、
かつては、鴨川の石を崇敬者がみんなで運んで敷いていたとのこと。
要するに21年に一度のチャンスと言うわけである。

下鴨神社の門を出て、赤い鳥居を抜けると、そこは糺ノ森である。










その森の中の参道をまっすぐ南に下ると鴨川の中州にでる。
そこは、賀茂川と高野川の合流地点、ここから下は鴨川となる。



賀茂川を遡れば、上賀茂神社へ行き着く。
上賀茂神社と下鴨神社は、なにやら兄弟神社みたいで、
下鴨神社がどうも兄に当たるらしい。

途中、暑さでかワンちゃんがへたっていた。



川では、休日とあって、家族ずれなどが沢山で、川遊びをしている。
のどかな風景である。





が、ここでもワンちゃんがへたっていた。
どうもお犬様には、辛い天気なのだろうか?
それとも、買い主が疲れさせてしまったのだろうか?



とにかく我々は、飛び石を渡ってカフェにまっすぐ!(笑)



我々もお疲れです。