宮内庁のホームページに「忘れてはならない4つの日」が掲載されている。

いずれも、第二次世界大戦に関した日本の国民が忘れてはいけない大切な日である。

しかも4つの内3つが、この8月に属している。

8月6日の「広島原爆の日」

8月9日の「長崎原爆の日」

8月15日の「終戦記念日」である。

私達は、ただ忘れないだけで良いのだろうかとも思う。

国会等で憲法改定の動きがある中で、現憲法と共に

8月は、今一度振り返って考えて見る月でもあると思います。

戦争というものが、私達に何をもたらせてくれたのだろうか?

8月はお盆の月でも有り、ご先祖様と共に考えて見るのも良いと思う。


その一つとして私が推薦したいのは、伊丹万作氏の「戦争責任者の問題」という評論です。

伊丹万作(1900~1946)氏は、映画監督で肺結核で亡くなられていますが


長男は映画監督・俳優の伊丹十三、長女は大江健三郎夫人の大江ゆかり、

孫は作曲家の大江光、俳優の池内万作、池内万平とまあ有名人のご家族です。

彼が昭和21年8月に創刊された『映画春秋』に寄稿した評論です。







紹介文には、

第二次世界大戦において筆舌に尽くしがたい甚大な被害を出してしまった日本。

日本中が騙されていたというが、騙したのは誰なのか? 騙されたほうには責任はないのか?

一人の芸術家として不覚にも巻き込まれてしまったある事件を通じて寄稿した、

今だからこそ読んでおきたい心に響く名文。

詳しく読みたい方はこちらで「戦争責任者の問題




夏に咲くのは、花だけでなく、戦争と平和についても話題もと思います。

といいながらも、夏に咲く花は、暑さを忘れさせてくれます。



アザレアツバキ




ヒメノカリス カリバエア




サフランモドキ




クリナム属の一種 ヒガンバナ科




キカノコユリ




エゾミソハギ




ハス










サネカズラ



名にし負はば 逢坂山あふさかやまの さねかづら 人に知られで 来るよしもがな

                           『百人一首

サネカズラの花言葉は「再会」「好機をつかむ」

私のも何か良いことあるような・・・・・・・!?