2016年8月27日(土)

佐川美術館で楽氏の
「楽吉右衛門 楽篤人 楽雅臣 -初めての、そして最後の親子展-」を
見ようと言うことで出かけた。

この美術館は、水上の美術館の趣があり、私も気に入っている。



が、最初に目に入ってくる蝦夷鹿の彫刻だけは、
個人的理由でいただけないのだ。
鹿にひどい目に遭った人なら、ご理解いただけると思うけど・・・・





ちょうど、「ボストン美術館 ヴェネツィア展」が行われていたので
まずは、そちらから観賞した。



会場入り口で係員が入場者に
「場内は音響効果が高いので携帯電話を鳴らさないように処置してください」と
アナウンスしていた。
が、不届き者はいるもんで、携帯電話が、場内に響きわったった。
係員が飛んでいき、その人を場外に連れて行った。

ヴェネツィアの成り立ちも説明や地図があり、理解が深まった。
妻は、以前、ここを訪れたことがあるので、懐かしそうであった。
私はイタリアの石の文化には、どうもなじめないのである。



続いて、佐川美術館内にある「楽吉右衛門館」で楽氏の作品を鑑賞した。





友人は、吉右衛門氏の作品に感動していたが、
私は、長男の篤人氏の茶碗に魅せられた。
なにか夢のある若々し小宇宙を感じた。
9月からは「楽吉右衛門の造型」展が始まるそうである。



観賞の後は、もちろん館内カフェでお茶会です。





気がつけば閉館時間が迫っていた。





湖岸道路は、涼風が吹き渡り、気持ちよかった。



琵琶湖大橋を渡り、帰路についた。
いい一日でした。