大徳寺 聚光院では、この三月から一年間、特別公開として国宝などが
見れるというので出かけた。

この特別公開のスタッフをしている友人からのお誘いで、
もちろん友人にも会いたくて出かけたというわけである。

大徳寺に着くとまずは目に入るのが三門
赤塗りの三門で『金毛閣』が目に入る。
けったいな名前であるが、千利休が名付けたとか。
三門は山門書くが、とにかく重要文化財だ。



二層の建物で、一層は連歌師・宗長の寄進で享禄2年(1529年)にまず竣工し
二層目は、天正17年(1589年)、千利休が完成させて
「金毛閣」と名づけられた。
利休の恩に報いるために寺は上層に雪駄を履いた利休の木像を安置したが、
このため門を通る者は利休の足下をくぐることになり、
これが豊臣秀吉の怒りを買って、利休切腹の一因となったという。



その利休の墓があるのが聚光院である。







院の中では、案内の方がそれぞれの説明を細かにしてくれるのだ。
国宝の障壁画も里帰りして、元の位置でしっかり眺められる。
なにしろ、ほおずり出来る近さで見ることが出来るのだ。
だからといって、頬ずりなんどしたものなら、えらいことになるよ!

最後に案内された千住博画伯の書院障壁画『滝』には、ビックリポンです。

見学の後、友人ともお話が出来て、ラッキーでした。
彼女の歯に衣を着せない話しぶりが、なんともさわやかで
こちらまで心が浮き立つ思いがするのだ。

院内の写真が撮れないので、以下パンフレットから掲載




























帰り道、大徳寺境内に巨大な木がそびえているので行ってみた。
説明からすれば約350年ほどの木である。





帰りのバスは銀閣寺行きで、もみくちゃにされたが、
スパニッシュ系と思われる若い女性に席をいただいた。
本当に感謝です。

京都市も、観光シーズンには、バスを増便してほしいものである。
席を譲ってもらったから言うわけではないが
観光客の皆さんを大事にしましょう!