お盆を過ぎても、暑さとコロナは衰えませんね。

本当に辛いです。

出かける気力も失いました!

で、散歩は早朝にして、後は家にこもってます。





散歩道で小さな古本屋さんに立ち寄った。

フト気になって買った本が福永武彦氏の「草の花」

文庫本の古本で文字が小さくて読みづらい。

でも、頑張って読み通した。





愛を求めてやまない孤独な青年が、愛のために

一層孤独を深め、孤独の内にひとり死を迎えるという作品である。

愛する人がいながらも、いつ来るかも知れない召集令状(赤紙)に

おびえながら生きる姿。

令状を手にした時の生きることへの絶望感。

青春の愛と孤独、そして、生と死の苦悩!


気になる一節が脳裏から離れない。

「僕等のように芸術家でない人間にとって、人生は彼が生きた

その一日一日と共に終わっていくのだ。未来というものはない、

死があるばかりだ。死は一切の終わりだ。現在というものはない。

.......そう、多くの場合に現在さえもないのだ。そこには過去が

あるばかりだ。それは勿論本当の生きかたじゃあるまい、今日の

日を生きなくて何を生きると言うのだ。

しかし、人間は多く、過去によって生きている、過去が、その人間を

決定してしまっているのだ。生きるのではなく生きたのだ、死は単なる

しるしに過ぎないよ」


戦時下の理知的な青年の現実は、読んでいる私の心までふるわせた。

気がつけば私は、福永氏の世界に染まってしまっていた。

1954年(昭和29年)の作品です。

これは散歩の収穫でした。


見知らぬ人とお近づきになる最初は、あいさつ!

次ぎにお花の話題!ですよね。

で、お花の写真をご挨拶代わりにアップしました。


ユリズイセン(ユリズイセン科)




イトバハルシャギク(キク科)




エキナケア パリダ「パープルコーンフラワー」(ワスレナグサ科)




サルビア ミクロフィラ(シソ科)




ヘメロカリス ボーダースペッシャル(ワスレナグサ科)





ヘメロカリス メリンダ(ワスレナグサ科)




ダリア お手玉(キク科)




ハイビスカス(アオイ科)




枝垂れ ナツツバキ(ツバキ科)




カモの昼寝!




やっぱり夏は青い空が一番ですね。




コロナの死者が過去最高とニュースに流れていますが

完全に日本は、医療崩壊してますね。

救える命がむざむざ失われていく!

なんという残酷な事でしょう!

ウクライナがどうのと言ってる場合かと思います。

おまけに政治はオカルト教団に牛耳られてるようなもの!

医療だけでなく、日本が崩壊しそうですね。

民主主義の危機です。