生家の近所散策


私の生家は、典型的な山深い山村です。

昔から路線バスもない山間の集落にありました。

それでも、村の中心部に近く、小学校や役場、郵便局、駐在所

そして酒屋さん、雑貨屋さんも、わりに近くにありました。

小学校の同級生は、約3kmもの山道を通ってくる者もいました。

雨の日も、雪の日も、台風がきても、通っていました。

現在の町の小学生には考えられないような有り様でした。

けれども、風光明媚な山村でした。

平地がないので、小学校は山の頂上を削って建てられていました。

校庭からは、谷間に連なる棚田と集落、そして雑木林が眺められた。

いまは、その小学校も廃校となり、ソーラーが設置されています。


昔を懐かしみながらの散策です。









耕して天に至るという表現がありますが、ここからの眺めは、

耕して谷間に下るという感じです。







下の画面の中央あたりに青く見えるのは、川面です。






野辺には、ダリアの花が咲いていました。

花畑ではなく道辺です。自然に咲いたのでしょう。




川辺にわずかにある平地は、みんな水田、

その真ん中に神社がありました。







昔は、秋には、お祭りで神楽が奉納されていました。




小学生時代よく水遊びに友達と夏休みにはやってきた緒方川








石橋も有り、釣り人がいました。




川から自宅へ帰る道は、長い坂道を歩かなければなりませんでした。








水田には、サギが遊んでいました。

子供の頃には、見かけない風景です。

昔は、サギも来ない(笑)山奥でした。




お城のような屋根構えの民家です。




庭には、タチアオイが咲いていました。




振り返れば棚田!




道ばたに、トラックターが、昼寝




猫も散策中




人恋しそうに寄ってきました。

というか「おまえ誰や!」って感じだったけど・・・・・・


静かな、静かな故郷です。