思うことがあって、故郷に帰ってきました。


6月の故郷は、田植えの季節です。

小高い山々に囲まれた谷間には、小川が流れ、

棚田が続いています。


稲の植わった水田には、アヒルやコウノトリが訪れています。

狸やキツネだっています。

勿論、鹿やイノシシも歓迎はしないけどいるのです。

故郷は、野生の動物の楽園でもあります。


大野川に架かる橋







名もなき小川も沢山あります。







緒方川に掛かる原尻の石橋









人間とイノシシのかかし

























谷間には棚田が広がっています。












故郷でも、過疎化が進み、美しい棚田も荒れ果てている所もあります。

それでも田植えの終わった棚田を眺めていると

誰かが言った「農業は芸術だ」という言葉が脳裏に蘇ってきます。

私達にとって”美しい自然”とは、人の手の入った自然のことだと実感します。

そして、この自然の中で生まれ、育った自分を幸せに感じます。