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信州の夏-2 なつかしの車山 [旅]

霧ヶ峰高原に続く車山高原があります。
その境界線がどこになるのかは、私は知りませんが・・・・
その車山高原の中心である車山に35年ぶりに訪れました。


35年前は、車山高原も車山も全山ニッコウキスゲが覆い尽くしていました。
が、今回そのかっての姿は、ありません。
ニッコウキスゲの激減といってもいいのではないでしょうか。
聞けば、その原因は鹿害だそうです。


都会にお住まいの方々は、「どうして? 鹿って可愛い」などと思われている
と思いますが、農村部、山間部では、大変な事態が進行しているのです。
私もかって、この鹿害に悩まされた人間です。


今、沖縄を除くすべての都道府県で、この鹿害が問題になっています。
農作物精算者や林業にとって、毎年大きな被害が出ているのに
国は何もしません。
私は国の責任でこの問題に取り組むべきだと思います。


鹿がかくも人里に被害を与える原因は、二つあると思います。
一つは、山林では杉林が多すぎて、雑木林が激減し、野生動物の食料が
不足していること。
二つには、鹿の天敵である日本狼を日本人が絶滅させたことで、鹿が異常に
増えすぎたことです。
最近、鹿を神様の使いとして大事にしている奈良でさえ、規制の声が
上がっています。


鹿の害を知らない方のために少し書いておきましが
鹿は植物の葉や芽を食べます。とことん食べ尽くすので、
放っておけば全滅します。残るのは、毒性の強い植物と雑草だけです。
日本中が毒草園になりかねません。


かってアメリカのイエローストーン国立公園が鹿に荒らされて
樹木も枯れ果ててしまい、その対策として、カナダから狼を導入しました。
それが成功して、公園も生きが返った経験があります。


私は、国に対して次の二点を是非実行して欲しいと思います。
(1) 自衛隊と猟友会の力を借りて、鹿の駆除を大々的に行い、
   鹿は一定区域内に囲い込んでしまうこと。
(2) カナダやシベリア狼を日本にも導入する。
   狼を導入すれば人に危害を加えると危険視する人が多いけど、
   そういう人たちは実際に狼の被害に遭ったから云ってるのではなく、
   根拠のないものです。
   アメリカの経験がそれを証明しています。


話がとんでもない方向に行ってしまいましたが、これは切実な問題です。
現に車山高原では、
電柵で囲った範囲でしかニッコウキスゲは群生していません。

話は本題に戻ります。

ケーブルで車山の展望台まで登りました。


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展望台から車山山頂を望む

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山頂に登るとまず出会うのが、車山神社三の御柱


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続いて鳥居をくぐって一之柱と二之柱に囲まれた社殿に参拝


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そして、いよいよ山頂に


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山頂の気象レーダーを回り込む


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これで山頂に到達!


山頂から四方を眺める。

実にいい気分になる。


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天気の恵まれて、文字通り晴れやかな気分!

ハクサンフウロウも咲いていた。


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こちらはウスヨキソウ

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下山するとケーブルの駅の辺りは、公園みたいになっている。

お店もたくさんあった。


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池にはカキツバタ?が咲いていた。


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登山記念に記念写真を撮りました!


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わがトトロ君も大喜びでした!


(続く)


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信州の夏-1 霧ヶ峰高原 [旅]

祇園祭の山鉾巡行が終わった翌日から信州に出かけた。
2017年7月18日~21日の4日間の旅である。
目的の第一は、車山高原のニッコウキスゲと草原を眺めたかったのだ。
第二は、池の平湿原をもう一度あるきたいという思いである。
天気を気にしながら、とにかく出かけた。

ここへは、6月にも出かけたのであるが夏の風景にはまだ届いていなかったゆえ

今回の旅となった。


諏訪インターを下りて40号線を登っていく霧ヶ峰高原に到着する。


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夏の空の下、草原が広がってさわやかだった。


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平日だからか、観光客はごくわずかだった。

路線バス待ちの女性がいたけど、なんかこんなところでバスって奇異な感さえある。


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下の写真の風景が大好きで、郷愁を感じさせる。

今は遠い少年時代の情熱に似たものが、胸に蘇ってくるのだ。


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この高原は標高1700m程なので、暑さを感じない。

さわやかな風が吹きつけて、爽快な気分になる。

大草原は、見飽きることがない。

私の大好きな風景なのだ。





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