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故郷の山河-6 [故郷]

生家の近所散策


私の生家は、典型的な山深い山村です。

昔から路線バスもない山間の集落にありました。

それでも、村の中心部に近く、小学校や役場、郵便局、駐在所

そして酒屋さん、雑貨屋さんも、わりに近くにありました。

小学校の同級生は、約3kmもの山道を通ってくる者もいました。

雨の日も、雪の日も、台風がきても、通っていました。

現在の町の小学生には考えられないような有り様でした。

けれども、風光明媚な山村でした。

平地がないので、小学校は山の頂上を削って建てられていました。

校庭からは、谷間に連なる棚田と集落、そして雑木林が眺められた。

いまは、その小学校も廃校となり、ソーラーが設置されています。


昔を懐かしみながらの散策です。

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耕して天に至るという表現がありますが、ここからの眺めは、

耕して谷間に下るという感じです。


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下の画面の中央あたりに青く見えるのは、川面です。


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野辺には、ダリアの花が咲いていました。

花畑ではなく道辺です。自然に咲いたのでしょう。


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川辺にわずかにある平地は、みんな水田、

その真ん中に神社がありました。


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昔は、秋には、お祭りで神楽が奉納されていました。


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小学生時代よく水遊びに友達と夏休みにはやってきた緒方川


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石橋も有り、釣り人がいました。


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川から自宅へ帰る道は、長い坂道を歩かなければなりませんでした。



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水田には、サギが遊んでいました。

子供の頃には、見かけない風景です。

昔は、サギも来ない(笑)山奥でした。


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お城のような屋根構えの民家です。


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庭には、タチアオイが咲いていました。


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振り返れば棚田!


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道ばたに、トラックターが、昼寝


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猫も散策中


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人恋しそうに寄ってきました。

というか「おまえ誰や!」って感じだったけど・・・・・・


静かな、静かな故郷です。






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故郷の山河-5 [故郷]

軸丸の棚田


道の駅「原尻の滝」から車で10分ほどの山手に入っていくと軸丸という地域に至る。

ここは、日本の棚田100選の一つに選ばれた緒方町軸丸の棚田にあえる。


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美しい棚田であるだけでなく、採れるお米も美味しいのだ。


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この地域は、水路が作られるまでは、稲作が出来ずに厳しい生活を強いられていたという。

また、ここには神楽座があり、農家の人たちが今日に伝えている。

私が子供の頃は「軸丸神楽」と呼んでいたが、いまは緒方神楽と呼んでるようだ。

御嶽流の神楽である。

棚田の尽きる高台には、地蔵さんが、草花に囲まれて静かに鎮座していた。


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帰り道、偶然に田の草取りに励んでいる人を見かけた。

声をかけると愛想良く応えてくれた。

それで、なんだか私も故郷に帰った気分が高まった。



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超のどかな田園地域である。





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故郷の山河-4 [故郷]

轟橋(とどろばし)と出会橋(であいばし)


日本一という橋を目指して出かけた。

原尻の滝の道、県道7号線を南にひたすら走り、国道410号線に入る。

国道といっても、道幅は狭くて、対向車があると、離合するのが大変である。

曲がりくねった人家も見当たらない山道をどんどん上っていく。


両側が杉林の薄暗い場所を抜けると、忽然と神社と民家が目に入る。

古びた神社と豪華な一軒家である。

私も田舎育ちだけど、こんな風景は初めてである。

横溝正史の小説の世界に迷い込んだような気になった。

近くに人の気配はない。


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よくよく眺めていたら、山中酒店という看板が出ていた。

ガラス戸の中をみると、日本酒の一升瓶が並んでいる。

酒の小売屋さんであることは、間違いないようだ。

だけど、近くに他の民家もないこんな場所に、酒を買う人が来るのだろうかと思う。


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石碑が建っていた。

愛媛県に生まれたご先祖様が、大正元年にここへ住み着き

製材運送業を始めて財をなし、地域の教育事業をしたと書いてある。

昔は、ここでは製材運搬業が栄えた所らしい。


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でも、いまはすっかり廃れてしまっているのだ。

さらに進んでいくと朽ち果てた一軒家!


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やがて案内版を発見!


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書いてあることが粋なのだが、そばには小さな石の鳥居が壊れたようなものが・・・・・

なんか、めちゃわびしくなった。

それでも、めげずに狭い山道を下る。


目の前が開けて、集落が現れた。

目指す橋は、そこにあった。


橋の麓に橋の説明板があった。


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石橋としてはアーチ直径が日本1位の轟(とどろ)橋、同2位の出会橋が同じ川の上に、

しかもすぐそばに並んで架かる、隠れた絶景スポットらしい。

ちなみに出会橋は、平石地区・轟地区間の重要な交通路として、

なんと旧清川村平石・轟地区の住民の手によって架けられたもの。

大正13年完成。

一方、轟橋は、木材を搬出するトロッコ列車のためにつくられた橋で昭和9年完成とのこと。


出会い橋から見た轟橋

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轟橋からみた出合橋


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川の水は、すごくきれいである。

ここも原尻の滝と同じで阿蘇の火砕流で出来た大地で柱状節理が見られる。


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我が故郷は、阿蘇山の火砕流と火山灰でできた大地の上なのだ!



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故郷の山河-3 [故郷]

ひまわりの寺 南林寺


国道502号線の「原尻の滝入り口」の信号を入ると


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道の駅「原尻の滝」に至る。


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そこを通り過ぎて500m程で仏の里の看板が有り、

そこから、山に中に入っていく。


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道案内は、小僧さんがしてくれる。


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棚田沿いの山道を行く。


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時折、数軒の民家集落を通り越して、クヌギ林を抜け


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鳥居のある鎮守の森を過ぎると

突然視界が開け、眼下にひまわりの花に囲まれるように寺院が目に映る。


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山門の前に看板が立っていて

「ふるさとのあなたの寺です。南林寺」と書かれている。

まさに我が故郷の寺なのだ!


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坂道を上がり山門に入ると


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天井には、天井画があった。


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山門の石段をあがると、正面に本堂!


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左手には、納骨堂。



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右手は庭が広がっていて、池がある。


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渡り廊下には、二匹のあまのじゃく!


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本堂前に掲げられた看板には

「恋しくは 南無阿弥陀仏を 称うべし 吾も六字の中に住むべし」

と書かれている。


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で、ここで私も一句浮かんだ。

「恋しくは 訪ね来てみよ 大分の 山の奥なる ひまわりの寺」

われながら良い出来映えだと一人自画自賛です!






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故郷の山河-2 [故郷]

 原尻の滝とその周辺


故郷の名所といったら、まずあげられるのが原尻の滝です。

普通、滝と言えば山岳地帯にあるのですが、

原尻の滝は、平野部に有り、車でそばまで行けます。

案内版がないと、見過ごしてしまいます。


滝のそばには道の駅「原尻の滝」もあります。

春には、一面にチューリップが咲き乱れ、

素晴らしい景観を見ることが出来ます。


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滝の上は、石の鳥居が立っていて、生活道があり車も通れます。


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12月には、この鳥居の下を神輿を担いだ裸の男達が川渡をします。


この滝の周辺は、わが町の唯一の平野部です。

江戸時代は、「荒城の月」で有名になった岡城の岡藩の領地だった。

5千石といわれる平野部です。

町の大地は、かって阿蘇山が噴火した折りに流れ出た溶岩が土台です。


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(秋の原尻の滝)

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しかし、川は低地を流れるため、水田用の水路が張り巡らされています。

あちこちで、今でも水田に水を供給するための水車が回っています。


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滝の下手には、吊り橋が架かっていて、滝を眺められます。



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滝の観光に来た方は、道の駅で車を置いて、歩いて行けます。

毎年、8月14日の夜には、

この平野部全体に沢山の灯がともされ幽玄な世界が体験できます。


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また、滝のそばでは、御嶽流の緒方神楽も奉納されます。

動きの激しい勇壮な神楽です。

大分県は、神楽の県でもあります。

沢山の神楽座があります。



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岩手県の早池峰神楽(はやちねかぐら)が有名で国指定文化財第1号と聞いていますが

御嶽神楽(おんだけかぐら)も国指定文化財の指定を受けています。

早池峰神楽と比べて御嶽神楽は、歴史は新しいが、それだけに完成度の高い神楽で

動きの激しいリズミカルな舞で、日本神話を手本にしているようです。


演目として有名なのが「天孫降臨」、「岩戸開」、

須佐之男命による八岐大蛇退治の「八雲払」(やくもばらい)等があります。


毎年4月の第1日曜日に、清川町の御嶽山麓にある神楽の里・能場公園で、

御嶽流神楽の流れを汲む大分県内外の神楽が一堂に集まる御嶽流神楽大会が開催されており、

御嶽神楽をはじめとする御嶽流神楽を鑑賞することができます。

我が故郷は、神楽の里でもあります。



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故郷の山河-1 [故郷]

思うことがあって、故郷に帰ってきました。


6月の故郷は、田植えの季節です。

小高い山々に囲まれた谷間には、小川が流れ、

棚田が続いています。


稲の植わった水田には、アヒルやコウノトリが訪れています。

狸やキツネだっています。

勿論、鹿やイノシシも歓迎はしないけどいるのです。

故郷は、野生の動物の楽園でもあります。


大野川に架かる橋


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名もなき小川も沢山あります。


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緒方川に掛かる原尻の石橋


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人間とイノシシのかかし


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谷間には棚田が広がっています。


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故郷でも、過疎化が進み、美しい棚田も荒れ果てている所もあります。

それでも田植えの終わった棚田を眺めていると

誰かが言った「農業は芸術だ」という言葉が脳裏に蘇ってきます。

私達にとって”美しい自然”とは、人の手の入った自然のことだと実感します。

そして、この自然の中で生まれ、育った自分を幸せに感じます。



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ととろの里と神楽 [故郷]


郷里へ帰った機会に、ととろの里へ出かけた。
ととの里は、大分県佐伯市宇目大字南田原にある。
町村合併前は、この里は、私の町と同じ大野郡に所属していた。
ここは、ジブリの「となりのととろ」にあやかってついた名ではない
ジブリ以前から「ととろ」だったのである。

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「となりのととろ」が有名になり、逆転現象が起きているのだ。
国道326号を走っていると「ととろ入り口」という信号機がある。

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そこを入って民家の間を抜けるとバス停「ととろ」がある。
以前は、大分バスの停留所だったけど、廃線になり、今は
コミュニティバスの停留所になっている。
大分バスの好意で、バス停の標識は、昔のままついているのだ。
バス停は、となりのトトロで飾られている。

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バス停の向かいには、小川があり、その岸辺にはととろが一杯!
メイもいる。

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川を渡った所には、猫バスが設置されている。
猫バスの裏には踏み台が有り、そこに立つとちょうど顔が猫バスの窓に出るようになっていた。
鉄板に描かれた頑丈な猫バスだ。
地元の人に、だれが作ったのかと聞くとわからないという。
ある朝、突然に設置されていたというのだ。

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色があせた頃、無くなったので撤去したのかと思っていたら
化粧直しして、また、設置されるという。
熱心なジブリファンの方が持ってきたらしいのだ。

近くに赤いポストの横に建物が有り、覗いてみると
なんとそれは、少し坂を登ったところにあるRyuoというレストランの
メニューが写真入りで展示されている。
鹿肉、イノシシ料理もあるらしい。

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早速、そちらへ登っていくと、ます雑貨店があった。
入ってみると若い女性がいて、ジブリ商品などを販売していた。
で、私もちょっと買い物(笑)

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その建物の奥にRyuoレストランがある。
テラスのついたきれいなお店で、地元の方がオーナーだった。
雑貨店の女性は、オーナーの娘さんだという。
オーナーは、年間100頭以上の鹿を捕獲しているという。
ここでも鹿害は大きいらしい。
コーヒーは、実に美味しかった。

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この地域は、私の好きな神楽座もある。
大野系神楽で、御嶽流の流れを引き継いでいるとか。
帰り際に郵便屋さんに出くわした。
あの赤いポストから郵便物を集めて、集落の奥へと去って行った。
あのポストは、飾り物ではなく、現役なのだ。

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帰宅途中に、隣町の「道の駅清川」に寄った。
ここは、御嶽流神楽の本家があるところで
現在国の重要無形文化財に指定されている。
そばには、神楽会館があり、神楽が季節ごとに奉納されている。

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私の町の神楽は、御嶽流緒方神楽で、県の重要無形文化財に指定されている。
神楽に興味のある方は、是非一度触れてみて欲しいと思う。

大分県は、いわば「神楽の県」で多くの神楽座が県内に存在しているのだ。
それでも私は御嶽流神楽が一番好きである。
子供の頃から、お祭りと言えば神楽だった。

この神楽を待っている人たちは、専業ではありません。
みんなそれぞれ仕事を持っていて、必要なときに集まって演じているのです。

御嶽流神楽について

宝徳元年(1449年)、豊後国の守護であった大友氏第14代当主
大友親隆が日向行縢山での薩摩への戦勝を記念して創建した御嶽神社で
奉納されたのが始まりであるとされる。
その後、江戸時代中期に、加藤長古が出雲神楽の型を取り入れて現在の神楽の型を完成した。
大分県南部や熊本県阿蘇地方に分布する御嶽流神楽の起源であり、その代表といえる神楽である。
第二次世界大戦後には、一時は過疎化により存続が危ぶまれた時期もあったが、
村を挙げての保存活動によって再び盛んとなった。

総演目数は33番あり、各演目は登場、中心の舞、退場の三部構成が基本で、
いずれも大太鼓、締太鼓鉦、横笛の演奏を伴って、勇壮に舞われる。
通例、まず、東西南北中央の五方の神々がその場を浄める「五方礼始」(ごほうれいし)が舞われ、
続いて、国産みについての「天沼矛(あまのぬぼこ)」、
瓊瓊杵尊の降臨についての「天孫降臨」(てんそんこうりん)」、
天照大神の岩戸隠れについての「岩戸開」(いわとびらき)、
須佐之男命による八岐大蛇退治についての「綱切」(つなきり)、「八雲払」(やくもばらい)といった
日本神話に題をとった演目が数番演じられる。

毎年4月の第1日曜日に、清川町の御嶽山麓にある神楽の里・能場公園で、
御嶽流神楽の流れを汲む大分県内外の神楽が一堂に集まる御嶽流神楽大会が開催されており、
御嶽神楽をはじめとする御嶽流神楽を鑑賞することができる。

御嶽流重岡岩戸神楽 高御座(たかみくら)
https://www.youtube.com/watch?v=yfwVqPiDp8A

「降臨」 浅草流松尾神楽社
https://www.youtube.com/watch?v=hQiv6kqiIrg

原尻の滝 滝見の夜神楽 御嶽流緒方神楽社 『八雲払い』その1
https://www.youtube.com/watch?v=Kd6dgdnw0zQ

御嶽神楽の歴史
http://www.bungo-ohno.jp/docs/2015060400026/


平和の願い [故郷]

2014年8月9日午前11時2分
長崎市に原爆が投下された時間です。

私は今、故郷の大分に帰省しています。

故郷の町では、この日全市放送が流されました。
「11時2分に黙とうを行いますのでご協力ください。」
11時2分には、サイレンが響き渡った。
私の寺の梵鐘も、この時間に合わせて鳴り響きました。

故郷の空は、はれ上がり、真夏の空が広がっています。

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戦争を許してはならない、核兵器は廃絶すべきだと、改めて思います。