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早春の哲学の道をぶらぶらと [風景]

春は、何をもって私たちに知らせるのでしょうか。

私には、それは光のように思えます。

春の光

冬の光に比べてて、強さを感じさせてくれる光です。

その光は、私たちの胸をなにかわくわくさせてくれますね。

体が沸き立つという表現がいいのかもしれませんね。

なにか陽気な気分になります。


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そういうとき、フト青春という言葉が頭をよぎります。

人間の一生を季節にたとえれば春は青春時代ではないでしょうか。

3月の野辺を眺めていると、

枯れ葉色の野辺が緑に変わっていきます。

でも、春は緑色なのに、なぜ青春なんだろうと思った。


緑春じゃないの?

で、調べてみた。


『青春とは、元は春を表す言葉である。 

二千数百年前の古代中国における陰陽五行思想では、「春」には「青(緑)」が当てられる。 

同様に、「夏」を「朱(赤)」、「秋」を「白」、「冬」を「玄(黒)」に当て、

それぞれ「青春」、「朱夏」、「白秋」、「玄冬」という。

これらは季節を表す言葉である。

また、陰陽五行思想において、「春」は15歳から29歳を表す。

これらの意味が転じて、

日本では特に「青春」について人生における若々しく元気で力に溢れた時代を指すようになった。

日本では夏目漱石の『三四郎』のヒットを機に定着したと言われており、

同書の『考えるには、青春の血が、あまりにも若すぎる』に代表される若者の焦りや葛藤を表す表現が、

現代に至るまでの青春のイメージを定着させたと言われる。』


いずれにしても青春は、過ぎて思うと素晴らしい人生の贈り物ですね。


ところで哲学の道は、今は早春

島崎藤村ではないけど

『緑なす(はこべ)は萌(も)えず

若草も藉(し)くによしなし』ですが

多くの海外の旅行者が訪れて、賑やかになってきました。

桜のつぼみも膨らみ、まもなく開花が近いことを告げています。


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それでも、一本だけ先駆けの木があり、満開です。


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ジョウビタキもまだ、飛び回っています。


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中には、厳しい冬の季節にもめげず、花を未だに咲かせ続けているサザンカには敬意を表したいくらいです。


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椿も負けず咲いています。


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かと思えば、民家の庭では、梅の花が満開!


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琵琶湖疎水の土手では、私の大好きな木瓜の花が咲き始めました。


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実に人生の春は、二度と巡っては来ないけど

季節の春は、必ず回り来る!!!!


そして、私のような老人には、自分の青春を思い起こさせてくれる。

生きていることの、命の喜びを与えてくれますよね。

生きてることに感謝です。




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