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さよなら三江線 シリーズ19 浜原駅 [三江線]
再び江の川沿いに戻り江の川と三江線に挟まれた道を走る。
山手には、民家がポツントあった。
やがて、家並みが現れる。
ここは集落と言うより、小さな田舎町の風情がある。
その町の道沿いに浜原駅はある。
駅の向かいには、りっぱなお家もでんと構えている。
逆にツタの絡まる空き家もある。
昔は、店舗だったような建物だ。
駅舎は、「浜原地域おこし協力隊事務所」の看板が掛かっていた。
ここも無人駅で、事務室が協力隊の事務所になっている。
浜原地区は、島根県の中で最も茶農家が多美郷町の茶生産の中心地だそうだ。
協力隊は、この茶業の生産と加工の活動をしているという。
茶農家も高齢化などで人不足らしい。
駅舎の待合室は一番きれい!
ホームは高架で結ばれて2本ある。
長さも結構ある。
駅舎やホームは桜に彩られていた。
駅舎の右奥が広場になっていて、お祭りなどで使われるらしい。
ホームの上の山の上には神社があった。
銀杏の2本の大木が、まるで神社の門のようにそびえていた。
それにしても静かな町で、人影もない!
人影協力隊も欲しいような気がする。
次回はシリーズの最終回になります。